キンモクセイの葉にところどころ灰色の斑点が出ていたら、それは疫病です!
こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。
キンモクセイに病気や虫がついてしまうのは、とても心配ですよね。
放っておくと、育てている植物を弱らせてしまうので、早め早めに対処しておいた方が良いです。
ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類や、予防の方法なども記載しておきますので、ぜひご参考にしてください!
正しい知識を身につけて、キンモクセイを病気や害虫から守ってあげてくださいね!
<具体的な症状>
・水が染みたような灰緑色の斑点が葉っぱに表れます。
・霜のような白いカビが表れ、その部分が枯れてしまう。
<対処の仕方>
・疫病が発病した枝葉を見つけたらすぐに取り除く。
・葉っぱにしか症状が表れていない初期の段階であれば、市販の薬剤を集中的に散布する。
<薬剤について>
どの樹木にも疫病は発生しますが、樹木の種類によって菌の種類も変わってくるので、それぞれに合った適切な農薬を選ぶことが大切です。
以下に、一般的に利用される疫病に効果的な農薬をいくつかご紹介します。
●ダコニール
主に葉が変色する病気に効果がある、幅広い植物に使える農薬です。
発売依頼、耐性をもった菌が発生していないことも安心して使える理由。雨や光にも耐え、長く効果が続くので使う回数が少なくすみます。
疫病以外にも利用できる総合殺菌剤なので、1つ常備しておくとよいですよ。
●サンボルドー
疫病をはじめに、細菌やカビの病気に効果がある農薬です。野菜など口に入れる植物に使っても安全な成分で作られています。
●手作りの治療薬
水で約100倍に薄めた竹酢の液を植える前の苗に浸します。疫病の予防効果があるので、薬剤に抵抗がある方は試してみてください。
芽が出てからは、約500倍に薄めた竹酢の液を2週間に1回ほど、葉の表裏にしっかり吹きかけることで予防効果が高まります。
<予防方法>
・日当たりと風通しのよい環境をつくる ・必要以上に肥料を与えない ・複数植物を植えるときは、株同士の間隔を適度に空ける ・疫病の症状が出た際に使った土や道具は消毒するまで使わない
たったこれだけのことでも、疫病の被害を抑えることができます。