キンモクセイの葉が、ところどころ食べ尽くされていたら、それはヨトウムシです!
こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。
キンモクセイに病気や虫がついてしまうのは、とても心配ですよね。
放っておくと、育てている植物を弱らせてしまうので、早め早めに対処しておいた方が良いです。
ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類や、予防の方法なども記載しておきますので、ぜひご参考にしてください!
正しい知識を身につけて、キンモクセイを病気や害虫から守ってあげてくださいね!
<具体的な症状>
・表皮や葉脈を残して葉が食べ尽される
・新芽を好んで食べ、芽を全て食い尽されて育たなくなり、枯れてしまう。
<対処の仕方>
ヨトウムシは密集して産卵するので、葉をよく観ることで卵を発見し、駆除できます。
卵の段階が最も駆除しやすいので、定期的に観てできるだけ早期に発見するようにしましょう。
1. 葉を切り取るか、手作業で取り除く
葉裏に卵を見つけたら、葉ごと切り取り処分します。葉の表皮が白くなっているものを見つけたら葉裏を確認します。
幼虫のときは集団で活動しているので、発見したら葉ごと処分するか、手袋をしてそのまま手ですりつぶしまいましょう。
2. 殺虫剤
ヨトウムシに効果のある、オルトラン水和剤などの殺虫剤をまいて駆除していきます。
薬剤によっては益虫も減ってしまうので、ヨトウムシにだけ効果のある殺虫剤を使用してください。
また、土中に潜んでいる幼虫を駆除するために、誘殺剤を株元にまくのも効果的です。
3. 米ぬかでおびきよせる
ヨトウムシは米ぬかが好物なので、風で飛んだり雨で濡れたりしない場所に米ぬかを置き、ヨトウムシをおびき寄せて殺虫剤や手作業で退治します。
植物に薬剤を使用したくない方におすすめです。
<予防方法>
ヨトウムシは真夏を過ぎた春と秋が発生時期なので、春と秋にオルトラン粒剤・水和剤、マラソン乳剤などの殺虫剤や防虫効果のある薬剤を散布しておくと効果的です。
あえて、好物の米ぬかを部分的に置いておびき寄せ、一気に駆除するのもおすすめです。
たったこれだけのことでも、ヨトウムシからの被害を抑えることができます。