カルミアの葉っぱにクモの巣?それはハダニです!

こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。


金平糖のようなつぼみで、お皿のような形の可愛いお花をたくさん咲かせるカルミアです。
でも大切に育てているカルミアに病気や虫がついてしまうのは、とても心配ですよね。

放っておくと、弱ったり枯れてしまったりするので、早め早めに対処しましょう!

ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類や、予防の方法なども記載しておきます。
ぜひご参考にしてください!


正しい知識を身につけて、カルミアを病気や害虫から守ってあげてくださいね!


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具体的な症状は?
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ハダニは、葉っぱの裏がわに住みつき、
白色や茶色い小さな斑点をたくさんつけて、かすり傷のようなものができます。

このまま放っておくと、被害は葉っぱ全体に広がっていきます。
ひどくなると、葉っぱだけではなく花弁からも汁を吸ってしまうので、
お花が開く期間が短くなってしまいます。

ハダニは、クモの糸のようなものを吐くので、
葉っぱや枝などに、クモの巣のようなものがついているように見られます。
また、短期間で大量発生しやすく、葉っぱの裏から汁を吸い取り葉緑素を抜いていくので、
段々と葉っぱが真っ白になっていきます。

そのため、早めの対策が必要です。


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ハダニって?
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ハダニは70種類の仲間がいることが確認されていて、足が8本ありクモのような形をした害虫です。
いろいろな植物に住みついてしまい、体長は0.5ミリと非常に小さく、虫眼鏡を使ってみると良く見えます。

ハダニは、20~30度くらいの気温で乾燥した環境で増えていきます。
特にベランダでプランターの栽培をしている場合には、発生しやすいので注意が必要です。
またクモの仲間なので、口から吐いた糸が風に乗っていろいろな場所に侵入してきます。


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対処の仕方は?
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ハダニの発生時期は3月~10月ころで、梅雨明けくらいから徐々に増え始めます。
そして夏にはピークを迎え、卵から成虫になるまで10日間と短く、
そのままにしておくと、どんどん増えていきます。

葉っぱの色が白く斑点が付いている場合には、その葉っぱをちぎってしまいましょう。
また、少数でかたまっているのを見つけたら、セロハンテープなどで張り付けてやっつけちゃいましょう。

ハダニの弱点はお水で、ある程度ホースなどで勢いよくお水をかけると少し減ってきます。

もしも数が増え過ぎてしまった場合には、お水をかけただけでは間に合わなくなります。
そんな時には、でんぷんを主成分とした「粘着くん」「やさお酢」という殺虫剤があるので、
それらを使用して被害が広がらないようにしましょう。

また、ゲキハナでも「よけMAX 優しさプラス」という商品が置いてあります。
大切なカルミアに虫が来ないようにしたいけど、化学合成の薬品はちょっと・・・
そのような方のために作られた、100%天然成分でできた虫よけ剤です。
土の上から侵入する害虫を防いでくれて、これを土の上にまいておくと、
こんな土じゃ近づけない~と、虫が逃げて行くとか^^


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予防方法は?
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ハダニはお水に弱いので、普段から葉っぱの裏側に霧吹きで水をかけてあげるようにしましょう。
そうすることによって、被害が広がるのを防げます。

また、ハダニの天敵であるケシハネカクシを退治しないように気を付けます。
近くに果樹園がある場合には、自然にハダニを求めてやってくるともいわれています。

特に、屋外で植物を育てている時には、なるべく強い農薬や薬剤を使わず、
葉っぱにお水をかける予防策をとってあげたら、カルミアも喜びそうですね。

弱ってしまった植物にハダニは寄ってくるので、普段から日光と水やりの管理をしっかりして、
カルミアの健康を保つことも大切になってきます^^




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