カルミアの葉っぱに白いすじ模様?それはハモグリバエです!

こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。


つぼみが金平糖のようで、お皿のような小さくて可愛らしい花をたくさん咲かせるカルミア。
でも大切に育てているカルミアに病気や虫がついてしまうのは、とても心配ですよね。

放っておくと、弱ったり枯れてしまったりするので、早め早めに対処しましょう!

ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類や、予防の方法なども記載しておきます。
ぜひご参考にしてください!


正しい知識を身につけて、カルミアを病気や害虫から守ってあげてくださいね^^


-----------------
具体的な症状は?
-----------------


ハモグリバエが葉っぱに卵を産み付けると、表面からは白い点々が見られるようになります。

ふ化したての小さな幼虫は、葉っぱの組織内をジグザグにして食べながら進んでいくので、
歩いた後のような、白いすじ模様が見られるのです。
卵がふ化するのが3月頃なので、4月になると葉っぱに白いすじ模様の線が出てきます。
その模様が絵を描いたように見えたりすることから、エカキムシとも呼ばれています。

そのままにしておくと、カルミアの生育によくありません。
また、葉っぱが白いすじ模様だらけになると、可愛いカルミアの見た目まで損ねてしまいます。
そのため、早めの対策が必要です。


-----------------
発生原因は?
-----------------


ハモグリバエはハエの仲間で、主に野菜や草花に住みつく害虫です。
そして、春から秋の間に気温が上がって土が乾燥気味になると、
成虫が飛んできて、葉っぱに卵を産み付けていきます。
成虫の大きさは1~2ミリほどのハエですが、どんな植物にもよってくるので厄介な害虫なんですよ。

苗による持ち込みや、成虫が飛んで来て卵を産み付けることから発生します。
そのため、高いところや低いところに置いたとしても発生する可能性はあります。

秋に侵入してくると、冬になって少し繁殖力は鈍りますが栽培期間を通して発生します。
また成虫は、黄色いものに集まってくるので、黄色の粘着物を置いておくと発生状況がわかりますよ。


-----------------
対処の仕方は?
-----------------


ハモグリバエは、早期に発見できれば被害は本当に小さい程度でおさまります。
しかし発見が遅れて、ハモグリバエの幼虫が大量に発生してしまうと、葉っぱは次々と白くなっていきます。
そして葉っぱは褐色になり、最終的には葉っぱが落ち葉となり枯れてしまうこともあります。

ハモグリバエの幼虫は、白いすじの先端にいます。
探してみて見つかった場合には、早めに割りばしやピンセットなどを使ってつまんでつぶしてしまいましょう。
被害が大きい場合は、葉っぱごと切り取ってビニール袋に入れて捨ててしまいましょう。
もしも、葉っぱをたくさん切ってしまうと成長に影響が出そうな時には、
根気よく一匹ずつやっつけていきましょう。

それでも、次々と成虫が飛んできて卵を産んでしまう場合には、殺虫剤を使用してみましょう。
発生初期の段階で、「オルトラン」を1000倍に薄めたものや、
「ベニカ」のスプレータイプを使ってみるのも、まとめてやっつけられるので良い方法ですよ。


----------------
予防方法は?
----------------


最も効果的な方法としては、殺虫剤を使って発生の初期の段階から液をまいてしまうことです。
また、種まきの時期や苗を植え付ける時に、殺虫効果のある粒剤をまいておくのも効果的ですよ。

粒状の「オルトラン」などの防虫効果の高い薬剤を使って、根元にまいておきましょう。
これはハモグリバエ以外で、同じく葉っぱの汁を吸ってしまう害虫にも効きます。

日頃から、カルミアの葉っぱの表だけではなく、裏側もチェックしてみることがポイントです!
キレイで可愛いカルミアを、悪い害虫から守ってあげましょうね^^



販売中の商品はコチラ

カルミア 8号 サラ


↑ PAGE TOP