ガーデンマムの葉や茎に、びっしりと群がっている小さな虫がいれば、アブラムシです!



10月上旬頃から咲き始め、長く楽しむことが出来る秋の花です。株はドームのような形でボリュームがあり、見応えのある豪華な花になります。
できれば安心な方法で病害虫から守ってあげたいですね。
アブラムシは、ガーデンマムの栄養を吸い取って弱らせるだけではなく、ウイルスに感染する原因にもなります。
汁をすわれると葉は縮れて弱っていきます。そのため、成長が悪くなったりします。
ここでは、対処の仕方や治しかた、お薬の種類や予防の方法なども記載しておきますのでぜひご参考にしてください。
正しい知識を身につけて、ガーデンマムをアブラムシから守ってあげてくださいね!


<具体的な症状>

・植物の汁を吸い栄養を取ってしまう。

・葉の裏や花や茎にアブラムシがびっしりつく。


・アブラムシが吸った所だけ白色になったり、デコボコになることもある。ひどくなると、しおれてしまう。

・葉に小さなコブを作り、中にアブラムシが寄生する。


・地面の近くの茎や葉にいるアブラムシをアリが土や砂で隠してしまい盛り上がっている。


<対処の仕方>

アブラムシは茎葉や新芽に寄生し栄養を吸い取ります。また、フンはすす病をかかりやすくさせるので、見つけたらすぐに対処しましょう。
剪定で風通しをよくしておくと予防できます。
一番効果的な方法は、アブラムシの天敵・テントウムシの幼虫を持ってきてあげると、食べ盛りの幼虫はものすごい勢いでアブラムシを食べてくれます。マスキングテープ(粘着力の弱いもの)でアブラムシをくっつけて取り除くのもいいです。
水を張ったバケツと刷毛を用意して取り除くのもいいです。
また、牛乳スプレーをかけ、乾いてから洗い流すのも効果的です。片栗粉を水で溶かしたものや砂糖水なども同じような効果があるので試してみてください。
すぐには効果はありませんが木酢液をかけるのもよいです。予防効果のほかに土がよくなる効果も期待できる方法です。定期的に木酢液をかけることで植物に木酢液が染みこみ、アブラムシが嫌う香りや味へと変える効果があります。
また。水50:食用油1〜2:洗剤1の割合で混ぜた油石鹸水を作り、よく振って混ぜあわせ、アブラムシに直接噴きかけるのも効果的です。
デンプン由来の「粘着くん」という駆除剤をかけるのもよいです。


<予防方法>

4〜6月や9〜10月頃になると、アブラムシは増えはじめます。被害にあう前に、まずはアブラムシが好む環境になりにくいよう、日当たりや風通しのよい場所を選んで植え付けたり、移したりすることが大切です。
アブラムシを見つけたら、できるだけ早く退治しましょう。早めに見つけて対応するのが被害を一番少なくできる方法です。
虫よけネットをかぶせておくのもよいです。
そうなる前に効果的なのが、木酢液です。500倍に薄めた木酢液を定期的にスプレーで吹き付けておくと、アブラムシがつきにくくなります。
アブラムシが少し発生した時にも効果があります。
コンパニオンプランツといって、虫が苦手な香りや成分が出る植物を、ガーデンマムの近くに植えるのもひとつの方法です。トウガラシ、ニンニク、ニラ、ショウガ、キンレンカなどを近くに植えると、アブラムシが近寄らなくなります。
スプレーマムは乾燥に弱いので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。ただ、土が常に湿った状態だと根腐れを起こして枯れてしまいます。




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