ガーベラがいきなり立ち枯れする…それは疫病や菌核病です!枯れてしまう前に、早めに対処しましょう!


一年中出回り、色も咲き方も豊富なガーベラは、今では約2000種もあります。
約100年前の19世紀末にアフリカで発見されてから、比較的新しく品種改良されていっている植物です。
日本に大正初期に入ってきて、「花車」「花千本槍」などと当初は呼ばれていました。
現在の和名は「アフリカセンボンヤリ」。
あんなに可憐なガーベラですが、確かに沢山の花びらを見てみると、すらっとした槍のような形をしていてかっこいいですね。
そんなガーベラ、うっかり湿度を高くしてかかりやすいのが、灰色かび病と、この疫病と菌核病です。
どちらも土から伝染するかび由来ですが、疫病は水からも伝染します。
どちらも葉や茎や根などに、特に菌核病は茎に、まず、水にしみたような灰緑色や暗褐色の斑点ができます。
進行すると、白い霜状のかびが。
菌核病の場合はそこにネズミの糞のような黒い箇所(菌核)ができます。
いずれにしてもそしてそこから腐ったり、枯れてしまいます。
カビですから、病の進むのが早いです。株自体が駄目になってしまう前に、ガーベラを守ってあげましょう。


<具体的な症状>

・葉や茎がに水がしみたような斑点ができ、やがて暗褐色に変わる。

・茎や根に暗緑色の斑点ができ、そこがくぼんだり、くびれる。

・斑点が広がった場所から、白い霜状のカビが生え、枯れる。

・茎に広がればそこから上はやられ、根から広がれば立ち枯れる。


<対処の仕方>

病気にかかった箇所をみつけたら、すぐに取り除きましょう。斑点がなくてもしおれていれば、そこもです。細菌ですから、そこから周辺に広がることを防ぐのが、肝心です。根や、土に近い茎がかかってしまったら、その箇所とともに、周辺の土まで取り除くことが必要です。
薬剤を使うこともできますが、まずは病気にかかった場所を取り除いてから、全体的に薬剤をかけましょう。


<予防方法>

湿気の高いところが好きな病です。水をやりすぎないこと、水はけのよい土環境を作ってあげることで防ぎましょう。
また、植物を密集させないようにし、風通しを良くしてあげてください。湿度の高いのが嫌いで、水はけの良い状態が好き、葉が密集しやすいというガーベラですから、尚更です。
また、対処の仕方にも挙げましたが、枯れた部分と土をきちんと取り除くことが、再発の予防になります。
ガーベラは根が育ちやすく、根腐れ防止の為に毎年植え替えた方がよいのですが、その時に古い土を使わないようにすることが、予防になります。




販売中の商品はコチラ


ガーベラ 9号 カラフルな寄せ植え はコチラ


ガーベラ 3.0号苗 12個セット はコチラ


ガーベラ 9号 3色MIX植え はコチラ

↑ PAGE TOP