ガーベラの葉が灰色になり、ドロドロと溶けて行く…ついには灰色のカビがびっしり!それは灰色かび病です。


今や品種が約2000種というガーベラですが、発見されたのは19世紀末です。
南アフリカの金の採掘場で発見されたのが最初です。
発見者であるドイツ人の医師、そして植物学者でもあるガーバーに敬意を表して、名が付きました。
それにしても発見されてから約100年しか経っていないのに、この品種の多さ。
ガーベラの強さと人気がそうさせているのでしょう。
日光が好きで、水はけの良いところでよく育つガーベラは、元々湿気や水やりには気をつける必要がありますが、この灰色かび病にならないようにも気をつけねばなりません。
灰色かび病は、別名ボトリチス病と呼ばれる病気です。
新芽などの比較的やわらかい部分に、まず、水にしみたような痕ができ、かびならではの速さで、どんどん広がってしまいます。
腐ってしまってはどうにも取り返しつかなくなります。株自体が駄目になってしまう前に、早めの対処を。
ちょっとした知識と対処法でガーベラを守ってあげましょう。


<具体的な症状>

・新芽や葉に、水がしみたような、淡い褐色の斑点ができる。場所によっては白いことも。

・斑点のところが広がり、腐る。

・枯れた場所が灰色、灰褐色のカビでおおわれている。

・葉だけでなく、茎などにも広がり、株全体が枯れることも。


<対処の仕方>

病気にかかった箇所をみつけたら、すぐに取り除きましょう。細菌ですから、そこから周辺に広がることを防ぐのが、肝心です。
薬剤を使うこともできますが、まずは病気にかかった場所を取り除いてから、全体的に薬剤をかけましょう。
また、枯れた葉、落ちた葉などがあれば、一緒に取り除いておくことです。


<予防方法>

やや涼しくて、湿気の高いところが好きな病です。水をやりすぎないこと、雨にあてないことで、防ぎましょう。もともとガーベラは湿度が高いのを嫌い、花に水がかかると痛みやすいので、地表近くから水やりをする必要があります。
また、植物を密集させないようにし、風通しを良くしてあげてください。
対処の仕方にも挙げましたが、枯れた葉や落ちた葉などをこまめに取り除いてやることが、灰色カビ病のひそめる場所をなくすという意味で、予防になります。




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