ガーベラが、朝起きると葉っぱが異常なほど虫に食われてなくなっている。でも虫がいない。翌日さらに食べられている…それはヨトウムシかもしれません。




花束や花かごでも人気のガーベラですが、全般的なガーベラの花言葉は「希望」「常に前進」。
贈答にはもってこいの花言葉ですね!
そんなガーベラは色や咲き方が豊富なため、色によって花言葉も違い、多様です。
あらかじめ調べておいて、それぞれの素敵な言葉を添えてプレゼントしてあげたら、よろこばれるでしょう。
また、花もちがよいので、そこも人気の一つといえるでしょう。

切り花だけでなく、鉢植えや地植えも人気のガーベラ。
朝、水やりをしようと思ったら、葉が虫食いに。昨日まではなんともなかったのに…。
それはヨトウムシ(漢字で「夜盗虫」)の、昼は株元に隠れ、夜に動きだし、葉や花茎などを食い荒らす性質のせいです。
ヨトウムシは、ヨトウガ、ハスモンヨトウ、シロシタヨトウ、シロイチモジヨトウなどを含めての呼び名です。
若ければ黄緑色、成長していけば茶色の、幼虫、いわゆるイモムシの姿をしています。
葉裏に卵で沢山産みつけられ、卵からかえると、一斉に葉を食い荒らします。大きくなるにつれて、広く散らばって、昼は茂みや土の中に隠れ、夜に食い荒らしながら移動していきます。
昼の内は姿が見えないので、気が付かなければ、葉が透けて先が見えるほどに食べられてしまいます。
葉が食べられたら見栄えも悪いですが、光合成ができなくなります。花茎もやられます。新芽が好きなので、芽を食い荒らされては成長できず、最枯れてしまうことも。早めの対処が大切です。
ちょっとした知識と対処法でガーベラを守ってあげましょう。


<具体的な症状>

・葉が筋(葉脈)だけ残して、透き通っている。食べられている。

・昼は姿が見えないが、夜が明けると葉や花が食べられている。

・夜、葉からがさがさ音がする。

・糞が落ちている。


<対処の仕方>

卵を見つけたら、葉ごと取り除いてしまいましょう。
ガーベラは土に近い根元側に葉が密集している分だけ見つけにくく、一気にやられやすいかもしれません。
丁寧に葉の裏が白くなっているものを確認するようにすると、発見できます。
卵からかえった時は、沢山一緒にいるので、そのうちにやっつけましょう。
小さいうちは、薬剤への抵抗力がなく、倒しやすいのです。
葉ごと取り除くか、手袋をしてそのままよくすりつぶしてしまってもよいでしょう。
ある程度大きくなると、昼は土の中に隠れるので、土から掘り出して取り除いたり、誘殺剤を株元にまきましょう。
ヨトウムシは米ぬかが好きなので、米ぬかでおびき寄せて、殺虫剤で倒したり、つぶすこともできます。


<予防方法>

卵を産み付けられないよう、ネットで囲ったり(地植えは特に)、鉢植えなら部屋の中に置いたり、鉢をを密集させないようにしましょう。
対処の仕方でも書きましたが、春に殺虫剤や防虫効果のある薬剤をまいておく、米ぬかでおびき寄せて事前に倒しておく、というのも効果的です。




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