ガーベラの根元が白っぽいし、元気がない…それは白絹病です。


ガーベラは、品種改良で様々な花の大きさ、色、咲き方のものがそろっていますし、花もちもいいので、切り花としても大人気です。
咲き方については、一重咲き、八重咲き、半八重咲きといった花弁の量から、花びらがカールしているカール咲き、花びらが細いスパイダー咲きといった花弁の状態での違いも楽しめます。
そんなガーベラの根につく、カビ(糸状菌)などが原因の伝染病が、白絹病です。
地表に出ている根元が白っぽくなっていれば、ぜひ掘り起こしてみてください。
白い網のように菌が張ってしまっていたら、ビンゴです。
6月~9月に発生し、25℃以上だと活発になります。既に伝染していて気温が低めな状況では、地表に近いところに菌核という小さな白や褐色の粒状のものを作り、越冬します。
勿論ガーベラを枯らせてしまいますし、地植えならばその周辺の植物も危険です。
見つけるのに時間がかかり、手遅れになると治せず、枯れるしかなくなります。
その土、土地も、そのままではしばらく栽培に使えなくなります。
予防と、他の被害を出す前に早い対処を!


<具体的な症状>

・全体的になぜか元気がない。

・根元が白っぽくなっている。根元の周辺がなんだか白っぽい。

・株や茎が腐り、葉が黄色くなる。

・地面に白や褐色の小さなキノコのようなものができている。

・カビ臭い。


<対処の仕方>

初期であれば薬剤が効くこともあります。
適切な薬剤を1週間おきに2、3回しっかり散布しましょう。
腐ったり枯れてしまうほどのものは、株ごと取り除き、菌が飛ばないようにごみ袋に入れて捨てるか、焼却してください
土、鉢なども、消毒しましょう。
鉢植えなら黒いビニール袋に土を入れ、地植えなら地面を黒いビニール袋などで覆い、日光によって高温殺菌消毒しましょう。
鉢も、夏などの高温の直射日光でしっかり殺菌消毒。
地植えでの発生なら、深く土を掘り返し、地表側の土を深く埋めることで菌を殺すこともできます。


<予防方法>

25℃以上で発病し、30℃を超えると増殖する白絹病ですが、10℃~20℃で育ち高温を嫌うガーベラとしては、温度に気をつけてあげることが、良く育ちますし、予防にもなります。
もともと湿度が高いのを嫌うガーベラですが、水はけと風通し良くしてやると、白絹菌の予防になります。
また、種からの栽培時や植え替え時に、新鮮な土を使うことと、土が酸性にになりすぎないようにすることで、予防になります。




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