フレンチラベンダーに蜘蛛の巣のようなものがついていたら、それはハダニです。


フレンチラベンダーは4月から伸びる新芽にハダニが付きやすいです。他のラベンダーに比べて芳香が弱い点も害虫が近寄りやすい原因になっているようです。
放っておくと、ひどくなってしまうだけではなく、最悪、枯れてしまうこともありますので、早め早めに対処しておいた方が良いです。
ここでは、対処の仕方や治しかた、薬剤の種類や予防の方法なども記載しておきますのでぜひご参考にしてください。
正しい知識を身につけて、フレンチラベンンダーをハダニから守ってあげてくださいね!


<具体的な症状>

・葉っぱの表面が、かすれたように白っぽくなっている。

・葉の付け根あたりに、蜘蛛の巣のようなものがついている。

・葉が極端に乾燥しているように見える。

・葉の裏側に茶色いシミのようなものがある。


<対処の仕方>

防除は発生量が少ない場合は濡らした布などで定期的に葉を拭く、被害のひどい枝葉を切り詰めるなどでも対処できます。
水に弱いため、定期的に葉裏に散水したり、大量の水をかけて洗い流すのも効果的です。
また、牛乳と水を1:1で割ったものを晴れた日に吹きかけて、窒息死するのを待ちます。
牛乳はそのままにしていると腐ってしまうので、散布後は水できれいに洗い流すのがポイントです。
「やさお酢」というお酢からできた散布剤や、「粘着くん」というデンプン由来の天然のお薬があるので、そのようなお薬を散布するとよいです。炎天下を避け、葉の表と裏に満遍なく薬剤をかけてください。
全体的にハダニっぽい場合には、専用の殺虫剤を散布した方が無難です。


<予防方法>

ハダニは乾燥した環境を好むため、エアコンの室外機などが置いてある場所などで、発生しやすい特徴があります。まずは置き場所を変え、風通しのいい場所で育てるようにしましょう。
伸びてきたら随時枝すかしをするといいです。ラベンダーは梅雨と夏が苦手です。夏越し対策として、梅雨前に枝すかしをすることは、どの系統のラベンダーにも当てはまります。そして葉に毎日お水をかけておくことでも、ハダニの発生を抑えることができます。




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