ダリアに白いつぶつぶの斑点はカイガラムシ

 

こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。

 

ダリアはキク科の多年草。

メキシコからグアテマラにかけての高地原産で、原産地であったアステカ帝国では神聖な花とされています。

日本に入ってきたのは江戸時代末期で、その美しさから天笠牡丹呼ばれました。


丈夫で作りやすいため世界中で栽培されていますので、

赤やピンク、オレンジ、紫や白など、色彩が豊か。

そして「ボール咲き」「ポンポン咲き」など変わった形をした物も多く

巨大輪といわれる人の顔より大きな花を咲かす珍しいものあり、人気となっています。


この華やかなダリアが罹りやすい病害虫を知って

美しいまま楽しむために対処していきましょうね。

 

<具体的な症状>
小豆みたいな粒状のものから、葉裏や茎にいる粉っぽい小さなものまで様々な種類のカイガラムシがいます。
これも?とわからないタイプもいるのでよく見極めましょう。
カイガラムシは、口の針で幹や枝から汁液を吸い取ったり、
葉に寄生して組織を破壊しますので、早めに見つけて対処したいですね。

 

<対処の仕方>
こすり取ったらすぐに死にますので、歯ブラシなどでこすり取ったらいいです。
見つけたら数が少ないうちに早めに歯ブラシで駆除すると後も楽。
歯ブラシで葉を痛めそうな時は、布や爪楊枝などで優しく取ってくださいね。

はびこってしまっても、根気よく取ったら大丈夫。
仕上げに強めの水流の温シャワー(40度くらい)で植物全体を洗い流します。
葉の裏表、幹の部分もしっかりと洗い流しておくと卵も撃退できますよ。
ただ、発生しやすいので根気よく退治してくださいね。

さらにカイガラムシが幼虫の時期5~7月が繁殖期と言われ、幼虫でいる間が10日ほどあります。
その間にスミチオン、オルトラン、アレスリンなどの混合薬剤を散布すればよいので、
増えてから一気に行うのもありですが、薬害がでることもあるので注意が必要です。

 

<予防方法>
カイガラムシは、風通しのよくない場所を好みますので、
定期的に剪定して風通しを良くし、農薬を散布して予防するのが効果的です。
特に5~7月の繁殖期は、込み合った枝や葉っぱを切っておきます。
鉢植えならば、風通しのよい場所を選んで置いておきましょうね。
一度カイガラムシが発生した場所はまた発生しやすいので、
冬の間にスミチオンやオルトラン、マシン油乳剤などをしっかり目に2回ほど散布しておくと良いですよ。

 

 

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