うそでしょー。ダリアに異常な数のアブラムシが！
こんにちは（＾＾）ゲキハナの古屋です。
ダリアはキク科の多年草。
メキシコからグアテマラにかけての高地原産で、原産地であったアステカ帝国では神聖な花とされています。
日本に入ってきたのは江戸時代末期で、その美しさから天笠牡丹呼ばれました。
丈夫で作りやすいため世界中で栽培されていますので、
赤やピンク、オレンジ、紫や白など、色彩が豊か。
そして「ボール咲き」「ポンポン咲き」など変わった形をした物も多く
巨大輪といわれる人の顔より大きな花を咲かす珍しいものあり、人気となっています。
この華やかなダリアが罹りやすい病害虫を知って
美しいまま楽しむために対処していきましょうね。
＜具体的な症状＞
体長２～４ミリの小さな虫で、新芽や茎に群がって栄養分を外部から吸い取ってしまい株を弱らせます。
さらにはウイルスを媒介しますし、アブラムシはダリアが大好きなので、すばやく退治したい害虫です。
発生が多いのは春と秋で、芽が伸び始めるとアブラムシがつきます。
気がつけば気持ち悪いほど群れをなしていて、栄養分を吸われて芽などは縮れ、衰弱していきます。
＜対処の仕方＞
見つけたらすぐに駆除！
まだ寒いから大丈夫と安心出来ないのがアブラムシです。
パイベニカ乳剤やオレート液剤などの殺虫剤を散布して、スッキリさせていただきましょう。
何度か繰り返すといなくなります。
＜予防方法＞
葉の表と裏にしっかり水かけるとかなり防止になります。
春先の幼虫が孵化するころ、早めにオルトラン水和剤なども散布しておきます。
冬の休眠時にマシン油乳剤を散布するのも効果がありますよ。
アブラムシが媒介して伝染するウイルス防止のためにも気をつけておきましょうね。