ダリア葉が溶けたようになったら灰色かび病です
こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。
ダリアはキク科の多年草。
メキシコからグアテマラにかけての高地原産で、原産地であったアステカ帝国では神聖な花とされています。
日本に入ってきたのは江戸時代末期で、その美しさから天笠牡丹呼ばれました。
丈夫で作りやすいため世界中で栽培されていますので、
赤やピンク、オレンジ、紫や白など、色彩が豊か。
そして「ボール咲き」「ポンポン咲き」など変わった形をした物も多く
巨大輪といわれる人の顔より大きな花を咲かす珍しいものあり、人気となっています。
この華やかなダリアが罹りやすい病害虫を知って
美しいまま楽しむために対処していきましょうね。
<具体的な症状>
灰色カビ病は、梅雨時期、秋雨、初冬などの季節の変わり目で湿気が多い時に発生しやすく、
枯葉が積もって風通しが悪くなったりすると、さらにかかりやすくなります。
初めは葉や花弁に湿った褐色の斑点ができます。
やがて拡大して暗褐色になり、柔らかく溶けたようになって腐ってしまいます。
湿気が多い時には灰色にカビができて、埃のように胞子が飛んで広がるのでやっかいです。
乾燥すると病斑は乾いて乾涸びます。
<対処の仕方>
繁殖力が強いので、早めに被害の出た葉は取り除いて焼却します。
さらにベニカXファインスプレー、ベンレート水和剤など薬剤を散布して
カビの繁殖を防いで対処しましょう。
<予防方法>
ダリアは肥料を欲しがる花ですが、適切な肥培管理を行って、水はけを良くしましょう。
さらに密植しないように管理して、風通しを良くし多湿にならないように気をつけます。
こまめにお手入れしてくださいね。