ダリアのつぼみが穴だらけならヨトウムシがいるはず
こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。
ダリアはキク科の多年草。
メキシコからグアテマラにかけての高地原産で、原産地であったアステカ帝国では神聖な花とされています。
日本に入ってきたのは江戸時代末期で、その美しさから天笠牡丹呼ばれました。
丈夫で作りやすいため世界中で栽培されていますので、
赤やピンク、オレンジ、紫や白など、色彩が豊か。
そして「ボール咲き」「ポンポン咲き」など変わった形をした物も多く
巨大輪といわれる人の顔より大きな花を咲かす珍しいものあり、人気となっています。
この華やかなダリアが罹りやすい病害虫を知って
美しいまま楽しむために対処していきましょうね。
<具体的な症状>
ヨトウムシとは、 ヨトウガという蛾の幼虫のことです。
ダリアの葉裏に卵を生み付け、やがて長さ6mm位の幼虫となり、
6月から10月にかけて発生し、1枚の葉に数百匹ほどいて、新芽などを食い荒らします。
大きな葉はあまり食べず若葉を食べますよ。
対処が遅くなれば若芽、花蕾まで食害されて穴だらけになります。
成長した幼虫はその名の通り昼間は土の中に隠れており、
夜になると出てきて根元や葉を食べています。
<対処の仕方>
糞が落ちているのを見つけたら、早い段階で捕殺できると
少ない薬剤で対処できます。
葉裏に散布しします。
夜行性ですから、夜に見回って駆除します。
根元近くを探しすといますので、捕まえてしまいましょう。
大発生を防ぐことができますよ。
<予防方法>
瓶に捕えたヨトウムシを入れ、少し薄めた酢に浸けておきます。
気持ち悪いですが、しばらくおいてから、ヨトウムシの出そうな辺りに薄めてまくと
仲間の屍骸から出るものが猛毒なので近寄らなくなります。