ダリアの葉が葉が黄色になって縮れた、それはモザイク病
こんにちは（＾＾）ゲキハナの古屋です。
ダリアはキク科の多年草。
メキシコからグアテマラにかけての高地原産で、原産地であったアステカ帝国では神聖な花とされています。
日本に入ってきたのは江戸時代末期で、その美しさから天笠牡丹呼ばれました。
丈夫で作りやすいため世界中で栽培されていますので、
赤やピンク、オレンジ、紫や白など、色彩が豊か。
そして「ボール咲き」「ポンポン咲き」など変わった形をした物も多く
巨大輪といわれる人の顔より大きな花を咲かす珍しいものあり、人気となっています。
この華やかなダリアが罹りやすい病害虫を知って
美しいまま楽しむために対処していきましょうね。
＜具体的な症状＞
モザイク病は、根っこに潜んでいるウイルスによって増殖します。
初期症状では葉が黄色になって縮れ、進行すると花まで奇形しますし、
葉脈の緑が濃くなって縁が波うったようになります。
＜対処の仕方＞
今のところ特効薬がないため、発病した株は抜き取って処分にします。
＜予防方法＞
アブラムシが媒体となりますので、
アブラムシがたくさん集まる植物の近くで育てないようにしましょう。
アブラムシが飛んでくるのを防止するため、
周りをシルバーテープで囲ったり、寒冷紗で被覆してアブラムシの寄生を防ぎましょう。