ダリアの葉がうっすら粉を吹いているなら「うどんこ病」
こんにちは(^^)ゲキハナの古屋です。
ダリアはキク科の多年草。
メキシコからグアテマラにかけての高地原産で、原産地であったアステカ帝国では神聖な花とされています。
日本に入ってきたのは江戸時代末期で、その美しさから天笠牡丹呼ばれました。
丈夫で作りやすいため世界中で栽培されていますので、
赤やピンク、オレンジ、紫や白など、色彩が豊か。
そして「ボール咲き」「ポンポン咲き」など変わった形をした物も多く
巨大輪といわれる人の顔より大きな花を咲かす珍しいものあり、人気となっています。
この華やかなダリアが罹りやすい病害虫を知って
美しいまま楽しむために対処していきましょうね。
<具体的な症状>
ダリアのどの品種にも多くみられる病気です。
真夏を除く5~10月頃特に梅雨時期以降に発生し
あまり厚くなりませんが、葉が白く粉をふいたようになります。
激しい場合には葉が枯れてしまうこともあります。
<対処の仕方>
病葉が見つかったら、すばやくすべて摘み取って、風通しを良くし、
ボトキラー水和剤など殺菌剤を散布してください。
無農薬を好まれるなら、米ぬかを葉に擦り込んだり、
黒砂糖+米のとぎ汁をスプレーする方法があります。
<予防方法>
米ぬかを土にまく。
他、ボトキラーをストッキングに入れて吊し、ダリアに送風する。