クリスマスローズの茎や葉の付け根に、白い綿のようなもの、虫みたいなものが付いていたら、それはカイガラムシです!


冬の庭を華やかに彩ってくれるクリスマスローズ、今では花色も形も様々で人気です。
日本では、キンポウゲ科ヘレボルス属のもの全体を指し示していますが、欧米ではそうではないので、旅行先でクリスマスローズを見たいときは、気をつけなければなりません。
もともとヨーロッパでは、無茎種(茎がないという意味です。根茎からは柄と花柄が別々に伸びます。)のヘレボルス原種の1種類、ニゲルを、クリスマスローズと呼びます。
茎種同士の交雑種はレンテンローズ、またはガーデンハイブリッドと呼ばれ、他の原種や交雑種はつけられた種名、品種名で呼ばれるのです。日本独自の発達の仕方と言えるかもしれません。
美しいクリスマスローズに、白い虫がびっちりついていたら…ぞっとしますね。
このカイガラムシがついていたら、見た目もよくないですが、実際クリスマスローズの養分を吸って生きているので、新しい葉の出が悪くなったりして、最終的に弱ってしまいます。
おまけにこのカイガラムシは、「すす病」や、「こうやく病」を引き起こすのです。
カイガラムシの排泄物の上について、葉を黒くして光合成できなくしてしまうかびが、「すす病」。カイガラムシの分泌物を栄養に発達し、ビロード状にが付着する菌が、「こうやく病」です。
どちらも植物の発育をじゃまし、下手をすると枯らしてしまうものです。
簡単な知識と対処法で、やっかいなカイガラムシを予防し、ついてしまったなら、まだカイガラムシだけのうちに、クリスマスローズを助けてあげましょう!


<具体的な症状>

・葉や茎に、白い虫みたいなものがついている。そこがべたべたしている。

・葉が黒くなっている。ビロード状のものがついている。


<対処の仕方>

ピンセットなどで取り除くか、多いようなら、古い歯ブラシなどで、葉を傷めないように気をつけながら、掻き落としましょう。
べたべたした排泄物がついていれば、霧吹きなどで水をかけ、ティッシュなどでふき取り、スミオチン乳剤などを散布します。
薬剤もありますので、カイガラムシが幼虫か成虫かで、使用する薬剤を選んでください。


<予防方法>

風通しを良くすることが、予防になります。ほかの鉢などと適度に離しておきましょう。




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