クリスマスローズの葉っぱがかすれたように黄色くなり、クモの巣のようなものが張る…それはハダニです!



ヨーロッパでは、クリスマスのころに咲くバラ(しかしバラではありません)という意味で、クリスマスローズと呼ばれ、キリスト教の祭典レンテン節のころに咲くものはレンテンローズと呼ばれ、その後園芸用に改良されていったものはガーデンハイブリッドとも呼ばれる…そのヘレボルス属を全て、日本ではクリスマスローズと呼んでいます。
日本には江戸末期から明治初期に、薬用植物として入ってきました。
やがてその風情ある姿が茶席の床の間に似合うと言われ、原種のニゲルは「初雪おこし」、ガーデンハイブリッドは「寒芍薬」という和名をつけられ、茶人に愛されるようになっていったのでした。
日本無機の風情あるクリスマスローズですが、ハダニにやられてしまうこともあります。
ハダニは蜘蛛の一種で、風に乗って飛んで来て葉の裏にくっつき、栄養を吸い取り、株全体を弱らせ、最悪の場合、枯らせてしまいます。
また、短期間で大量発生するので、早めの対処が大切です。
ちょっとした知識と対処法で、クリスマスローズを守ってあげれば、長く楽しめますよ。


<具体的な症状>

・葉に白くかすれたようになっている。

・葉が部分的に茶色く変色している。

・花、蕾が食べられている。

・葉の裏に白い蜘蛛の巣のようなものがついている。


<対処の仕方>

ハダニがまだ少なければ、クラフトテープやセロテープなど粘着力の弱いもので、ぺたぺた取り除けます。
牛乳1:水1で割ったものを、晴れた日に吹きかけて、窒息させることもできます(そのあと必ず洗い流してくださいね)。
ハダニ自体は水に弱いので、強い水流で洗い飛ばしてしまうことが効果的です。
葉の特に裏、既にハダニがいた葉といない葉の分かれ目になどよく水をかけることです。
葉が枯れていたり、葉の全体で色がおかしければ、その葉は取り除きます。
その際も、クリスマスローズには有害成分が含まれているので、素手で触らないように気をつけましょう。


<予防方法>

普段から葉の裏、葉の分かれ目に霧吹きで水を吹きかけるようにすると、予防になります。
鉢植えでしたら、室内で育てることも予防になります。
また、地植えやプランター植えなら、予防用の薬剤もまいておくことも、よいでしょう。
クリスマスローズの花が終わるころから、気温が高く乾燥している時などに、ダニ専用の駆除剤を定期的に散布すると効果的です。




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