クリスマスローズの下葉が灰色になり、ドロドロと溶けて行く…ついには灰色のカビがびっしり!それは灰色かび病です。


冬の庭を華やかに彩ってくれるクリスマスローズ、ヨーロッパでは、クリスマスのころに白い花を咲かせてくれていたことから、クリスマスのバラという意味で、この呼び名になったのだと言われています。
バラとついていますが、バラではありません。キンポウゲ科です。
実際には現在、1~3月が開花時期で、クリスマスには間に合わないのでした。残念ですね。
強くて育てやすいクリスマスローズですが、この灰色かび病にも気をつけねばなりません。
灰色かび病は、別名ボトリチス病と呼ばれる病気です。
新芽などの比較的やわらかい部分に、まず、水にしみたような痕ができ、かびならではの速さで、どんどん広がってしまいます。腐ってしまってはどうにも取り返しつかなくなります。株自体が駄目になってしまう前に、早めの対処を。
ちょっとした知識と対処法でクリスマスローズを守ってあげましょう。


<具体的な症状>

・新芽や葉に、水がしみたような、淡い褐色の斑点ができる。場所によっては白いことも。

・斑点のところが広がり、腐る。

・枯れた場所が灰色、灰褐色のカビでおおわれている。

・葉だけでなく、茎などにも広がれば、そこから上はやられ、株全体が枯れることも。


<対処の仕方>

病気にかかった箇所をみつけたら、すぐに取り除きましょう。細菌ですから、そこから周辺に広がることを防ぐのが、肝心です。
ただし、クリスマスローズには有害成分が含まれています。
素手で触れないよう、気をつけましょう。
薬剤を使うこともできますが、まずは病気にかかった場所を取り除いてから、全体的に薬剤をかけましょう。
また、枯れた葉、地面に落ちた葉などがあれば、一緒に取り除いておくことです。


<予防方法>

やや涼しくて、湿気の高いところが好きな病です。
水をやりすぎないこと、雨にあてすぎないことで、防ぎましょう。
もともと水がそんなに必要ないクリスマスローズ、地植えなら水やりも必要ないくらいです。
また、植物を密集させないようにし、風通しを良くしてあげてください。
また、対処の仕方にも挙げましたが、枯れた葉や落ちた葉などをこまめに取り除いてやることが、灰色カビ病のひそめる場所をなくすという意味で、予防になります。




販売中の商品はコチラ


クリスマスローズ 5号 ダブル咲き 2年もの はコチラ


クリスマスローズ 5号 小輪多花性 2年もの はコチラ


クリスマスローズ 5号 シングル・セミダブル咲き 2年もの はコチラ


クリスマスローズ 9号 全20種 5年もの ダブル・シングル・セミダブル・小輪多花性 はコチラ


クリスマスローズ 8号 全5種 3年もの 大人色系統 シナモンスノー、
ピンクフロス、ウィンターベル、マキシー、ジョーカー はコチラ


八重咲きクリスマスローズ 5号苗 2個セット 4年もの ダブルクイーン ピンク系とホワイト系 はコチラ

↑ PAGE TOP