クリスマスローズの葉に黒い点が…それは黒星病かもしれません。


クリスマスローズは、ヨーロッパで、花の少ない冬のクリスマスのころに白い花を咲かせていたので、クリスマスのころに咲くバラという意味で、こう呼ばれるようになりました。学名はヘレボルスといいます。
可憐で人気の花ですが、学名ヘレボルス「helleborus」はギリシャ語の「helenin(殺す)」と「bora(食べ物)」がくっついた名前で、食べると死ぬと言われていました。
事実、根や茎に有毒な成分が含まれています。
そのため、狩りに使ったり、戦争に使ったり、またさ精神を病んでいる病人にのませたり、悪魔祓いに使われていた歴史もあるのです。
そんな意外な経歴を持つクリスマスローズ、比較的高温で雨の多い梅雨時期前後に、黒い斑点が葉に現れることがあります。
ここで気をつけなければいけないのは、黒星病か、黒死病か、見分けることです。
ウィルス性の黒死病なら救いようがありませんが、糸状菌(カビの一種)由来の黒星病なら、対処すれば救うことができます。
正しい知識と対処で、クリスマスローズを守ってあげましょう。


<具体的な症状>

・葉の表面に、淡い褐色か黒い斑点ができる。

・斑点が急速に大きくシミになり、その斑点に黒い粒ができる。

・黒いしみの周りから黄色く変色し、葉が落ちる。


<対処の仕方>

病気にかかった箇所をみつけたら、すぐに取り除きましょう。
ただし、クリスマスローズの茎や根には有毒成分が含まれるので、取り除くときには手袋などをつけ、素手で触らないように気をつけてください。
また、薬剤も沢山市販されていますので、病気にかかった葉や落ちた葉を取り除いてから、全体的に薬剤をかけましょう。


<予防方法>

高温で湿気が高いと発生しやすい病気です。
もともと暑いのは比較的苦手ではないクリスマスローズですが、夏は明るい反日蔭が育ちやすく、予防にもなるでしょう。
感染した葉や落ちてしまった葉に糸状菌は居続け、越冬もしますし、雨の跳ね返りで新しい健康な葉にまた感染します。
こまめに感染した葉や落ち葉を取り除くようにしましょう。
鉢植えであれば、水をやる時に、なるべく地面近くの茎に水をやるようにしたり、雨に濡れないようにしてあげることです。
また、植物を密集させないようにし、風通しを良くしてあげてください。
定期的な薬剤散布も勿論効果的です。




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