クリスマスローズの葉っぱが粉をふいたように白くなる…それはうどんこ病です!




冬の庭を華やかに彩ってくれるクリスマスローズ、今では花色も形も様々で人気ですが、ローズといってもバラではありません、キンポウゲ科です。
キンポウゲ科の他の仲間といえば、アネモネやクレマチスなど、これもまた人気の花たちですね。
ヨーロッパでは、クリスマスのころに白い花を咲かせてくれていたことから、クリスマスのバラという意味で、この呼び名になったのだと言われています。
どんな植物でも発生しやすいうどんこ病は、病害や害虫に強いほうのクリスマスローズも、例外ではありません。
うどんこ病は葉の表面に文字通り「うどん粉のような」白いカビがつく病気です。
はじめはうっすら、次第にはっきり白い斑点が表面に現れ、ひどくなるとそこが真っ白に!
クリスマスローズの場合は、白い中に黒い小さな点が発生するため、ほかの植物との違いのせいで、病の見分けがしづらい面があるようです。
光合成ができなくて、育ちが悪くなってしまうので、葉が縮れ、茎も、最悪株全体が枯れてしまうことも。
早めの対処が大切です。
クリスマスローズをちょっとした知識と対処法で守ってあげましょう。


<具体的な症状>

・葉の表面が、粉をまぶしたように白くなり、中に黒い小さい点がある。

・葉全体が薄灰色になっている、黄色くなっている。

・葉が縮れている。枯れている。


<対処の仕方>

被害が大きくならないうちに、うどんこ病に効く殺菌剤を、スプレーなどで、使用法を守ってかけてあげてください。
重曹や酢を水で溶かしたものでも、初期なら効果があります。
うどんこ病は退治できても、薄灰色のままになってしまうことが多いのですが、早く発見し、早く対処すれば、被害を受けた場所の色がもとに戻ることもあります。
縮れたり色が変わってしまった葉は、取り除きましょう。
ただし、クリスマスローズの根や茎には、有毒な成分が含まれています。くれぐれも素手で触れないように気をつけましょう。


<予防方法>

うどんこ病は、20~25℃で、風通しの悪い場所が好きです。
一方クリスマスローズは寒さに強く、暑さには少し耐えられるといった感じです。
10~4月は日当たり良い方がいいのですが、5月~9月は明るい反日陰で育てるのがコツです。
乾燥に強く、地植えなら水やりが必要ないほどですが、乾燥の好きなうどんこ病も怖いところです。
水はけ良く、風通しの良い環境を作ってあげることが、予防になります。
肥料による土中の窒素が多くなることと、葉の茂りすぎは、発病しやすくなるので、気をつけましょう。
専用の薬剤を定期的に散布することで、予防ができます。
うどんこ病は種類が多く、同じ種類の間にしかうつらないものが多いので、もし病気になった時は、同じクリスマスローズが隣にある場合、遠ざけましょう。




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