アンスリュームの茎や葉の付け根に、白い綿のようなもの、虫みたいなものが付いていたら、それはカイガラムシです!



南国っぽい愛らしさのうえ、空気を清浄にする効果もあるといわれている、アンスリューム。一見花に見える「仏炎苞(ぶつえんほう)」がカラフルなハート型ですが、葉もハート型で、ツヤツヤしたみどりですね。
しかしそこに、白い虫がびっちりついていたら…ぞっとしますね。
このカイガラムシがついていたら、見た目もよくないですが、実際アンスリュームの養分を吸って生きているので、新しい葉の出が悪くなったりして、最終的に弱ってしまいます。
おまけにこのカイガラムシは、「すす病」や、「こうやく病」を引き起こすのです。
カイガラムシの排泄物の上について、葉を黒くして光合成できなくしてしまうかびが、「すす病」。カイガラムシの分泌物を栄養に発達し、ビロード状にが付着する菌が、「こうやく病」です。
どちらもアンスリュームの発育をじゃましてしまう、下手をすると枯らしてしまうものです。
簡単な知識と対処法で、やっかいなカイガラムシを予防し、ついてしまったなら、まだカイガラムシだけのうちに、アンスリュームを助けてあげましょう!


<具体的な症状>

・葉や茎に、白い虫みたいなものがついている。そこがべたべたしている。

・葉が黒くなっている。ビロード状のものがついている。


<対処の仕方>

ピンセットなどで取り除くか、多いようなら、古い歯ブラシなどで、葉を傷めないように気をつけながら、掻き落としましょう。
べたべたした排泄物がついていれば、霧吹きなどで水をかけ、ティッシュなどでふき取り、スミオチン乳剤などを散布します。
薬剤もありますので、カイガラムシが幼虫か成虫かで、使用する薬剤も変わってきます。だいたい5月から7月が幼虫な場合が多いようです。適切な薬剤を、使用法を守って使うことで、退治することができます。

<予防方法>

風通しを良くすることが、予防になります。ほかの鉢などと適度に離しておきましょう。
また、葉水といって、葉に霧吹きなどで水をやることを、アンスリュームは好みますが、これもカイガラムシの予防に効果があります。




販売中の商品はコチラ


アンスリューム 7号 約60cm 全4色 はコチラ


アンスリューム 9号 幅広タイプ 約45cm 全5色 はコチラはコチラ


アンスリューム 10号 約120cm エンジェル はコチラ


アンスリューム 7号 約70cm マデュラル はコチラ


アンスリューム 7号 約70cm アルパイン はコチラ

↑ PAGE TOP