アンスリューム、花が咲かない?




開花が5月から10月と長いのも、アンスリュームの人気の理由ですし、上手に育てて越冬させ、次の春も開花を楽しみたいところですね。
ところが、春になったのに一向に花が咲く兆しがない、もしくは、花のつきが悪い、なんてことが起こります。
本来の花である、長い棒状の「肉穂花序」と、ハート型の、一見花に見える「仏炎苞(ぶつえんほう)」が、南国をイメージさせる、つやつやとかわいらしいいことで愛される、アンスリューム。
それがないなら、いくら葉もハート型でも、魅力半減です。
ちょっと気をつけるだけで、そんな残念なことは避けられます。沢山花をつけることもできます。見る楽しみ・育てる楽しみのためにも、アンスリューム自体のためにも、知っておいてくださいね。


<具体的な症状>

・春になっても花が咲かない。

・葉が少なく、花が咲かないか、少ない。

・葉は元気に、去年より更に茂っているが、花が咲かない。


<対処の仕方>

葉が少なくて、花が咲かない場合、根詰まりや肥料不足が考えられます。
植木鉢の底から根が出ていませんか?水をやってもやっても、水がすぐ出て行ってしまいませんか?下の葉から黄色くなって落ちたりしていませんか?
そんなことが見かけられたら、根詰まりです。
根詰まりとは、植木鉢の中で根が育ちすぎ、窮屈で育てないようになってしまうこと。水や養分が吸収できなくなってしまいます。
根詰まりであれば、今までより一回り大きい鉢に植え替えをしてあげましょう。(その後に肥料をやるのであれば、1週間ほどたってからにします)
肥料不足が疑われるのなら、春から秋に、花用の緩効性の化学肥料や液体肥料などを適度に与えると、葉が茂り、続いて花も咲く可能性があります。
葉は青々と茂っているのに花が咲かない場合は、次の予防方法を参考に、日当たりや水やりを変えてみれば、改善するかもしれません。


<予防方法>

まず、日光が足りないのが一因として考えられます。とはいえ、直射日光が強すぎると葉やけのもとになりますから、気をつけましょう。
アンスリュームは寒さに弱いので、冬は室内の温かい場所に置いてあげて、温かくなってくれば、レースのカーテン越しなど、直に日光の当たらない、風通しの良い場所へおきかえてあげ、適度に日光を浴びさせましょう。空気の清浄効果もあるといわれているアンスリューム、お部屋に置くのはとてもよいですね。
水やりをしすぎて根がくさってしまうのも一因です。葉は湿度がある方が好きですが、根は湿度が高いのを好みません。根腐れしないよう、水のやり方や、風の通し方を工夫しましょう。特に冬は水やりを減らしましょう。
タイミングでない時に肥料を上げすぎるのも、咲かなくなる原因です。特に、春先に大量の肥料のやりすぎは禁物。育ってほしい!という気持ちはよくわかりますが、やりすぎないことです。




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