アネモネパブニナの葉っぱがかすれたように黄色くなり、クモの巣のようなものが張る…それはハダニです!



春、様々鮮やかな美しい色で咲く花が人気なアネモネパブニナですが、なんとあれ、花ではないのです。
正しくは、花びらがなく、花びらに見えているものはがくです。
でもがくに見えるものも別についていますよね、あれはなんと葉なのです。
不思議な植物ですね!
ハダニは蜘蛛の一種で、風に乗って飛んで来て葉の裏にくっつき、栄養を吸い取り、株全体を弱らせ、最悪の場合、枯らせてしまいます。
また、短期間で大量発生するので、早めの対処が大切です。
元々は強い品種に改良されたアネモネパブニナ、ちょっとした知識と対処法で、守ってあげれば、長く楽しめますよ。


<具体的な症状>

・葉に白くかすれたようになっている。

・葉が部分的に茶色く変色している。

・花(のような部分。がく)が食べられている。

・葉の裏に白い蜘蛛の巣のようなものがついている。


<対処の仕方>

ハダニがまだ少なければ、クラフトテープやセロテープなど粘着力の弱いもので、ぺたぺた取り除けます。
牛乳1:水1で割ったものを、晴れた日に吹きかけて、窒息させることもできます(そのあと必ず洗い流してくださいね)。
ハダニ自体は水に弱いので、強い水流で洗い飛ばしてしまうことが効果的です。
アネモネは、花(のような部分)が繊細で散りやすいので、気をつけてください。薬剤も効果的です。
葉が枯れていたり、葉の全体で色がおかしければ、その葉は取り除きます。
その際も、アネモネには有害成分が含まれているので、素手で触らないように気をつけましょう。


<予防方法>

普段から葉の裏に霧吹きで水を吹きかけるようにすると、予防になります。
鉢植えでしたら、日の良く当たる室内で育てることも予防になります。
また、地植えやプランター植えなら、予防用の薬剤もまいておくことも、よいでしょう。




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