アネモネがいきなり立ち枯れする…それは疫病です!枯れてしまう前に、早めに対処しましょう!


華やかで鮮やかな色と、繊細な風合いが人気のアネモネですが、その人気は古く、神話や伝説にも沢山登場しています。
ギリシャ神話だけでも、風の神ゼフュロスと恋に落ちる女神の名が由来説、美少年アドニスの死期に流れた血から生まれた花説、アドニスの死を悲しんだ女神アプロディーテの涙からできた説があるほどです。
そんなアネモネ、うっかり水やりが多すぎるとかかりやすいのが、灰色かび病と、この疫病です。
どちらもかび由来なので、症状も似ていますが、よく見れば見分けがつくかと思います。
疫病は、葉や茎や根などに、まず、水にしみたような灰緑色や暗褐色の斑点ができます。進行すると、白い霜状のかびが。そしてそこから腐ったり、枯れてしまいます。
カビですから、病の進むのが早いです。株自体が駄目になってしまう前に、アネモネを守ってあげましょう。

<具体的な症状>

・葉に、水がしみたような灰緑色の斑点ができ、やがて暗褐色に変わる。

・茎や根に暗緑色の斑点ができ、そこがくぼんだり、くびれる。

・斑点が広がった場所から、白い霜状のカビが生え、枯れる。

・茎に広がればそこから上はやられ、根から広がれば株全体が枯れる。


<対処の仕方>

病気にかかった箇所をみつけたら、すぐに取り除きましょう。斑点がなくてもしおれていれば、そこもです。細菌ですから、そこから周辺に広がることを防ぐのが、肝心です。根や、土に近い茎がかかってしまったら、その箇所とともに、周辺の土まで取り除くことが必要です。
薬剤を使うこともできますが、まずは病気にかかった場所を取り除いてから、全体的に薬剤をかけましょう。
ただし、アネモネには有毒成分が含まれるので、取り除くときには手袋などをつけ、素手で触らないように気をつけねばなりません。


<予防方法>

湿気の高いところが好きな病です。水をやりすぎないこと、雨にあてすぎないことで、防ぎましょう。
もともと繊細なアネモネ、花やつぼみ(に見える部分)へ、直に水がかからないようにすることは大事です。
また、植物を密集させないようにし、風通しを良くしてあげてください。水はけの良い状態が好きなアネモネですから尚更です。
また、対処の仕方にも挙げましたが、枯れた部分と土をきちんと取り除くことが、再発の予防になります。






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