アナベルの葉の付け根や茎に白い点々がついていれば・・それはカイガラムシです!
アナベルに付くのはアジサイワタカイガラムシといって、他のカイガラムシと違い固い殻に覆われていません。
<具体的な症状>
・カイガラムシは葉の付け根や茎の上に小さな白色の綿のような点々が出来ます。
・幼虫は5月~6月に葉っぱの裏側に住み着き葉っぱを食べます。
<対処の仕方>
・茎についたカイガラムシはハブラシなどでこすり落とします。この時茎を傷つけないように気をつけましょう。
・幼虫のフンは(すす病)の原因にもなります。スミチオン乳剤を1000倍に薄めたものを、霧吹きなどで葉っぱの裏にもかけてあげましょう。
成虫になってしまうと農薬が効かない場合が多いのでなるべく見つけたらすぐにやっつけてしまいましょう。
・カイガラムシの幼虫などからすす病にかかったアナベルは、枝や幹、葉が黒いすすのようなもので覆われ、見た目が汚らしくなってしまいます。また、すすに覆われた葉は光合成が出来なくなるため、アナベルが育ちにくくなってしまいます。
すす病に対する対策は無く、原因となる虫を退治することが唯一の対策となります。
すす病はカイガラムシの他、アブラムシやコナジラミなどの吸汁性害虫のフンが原因となります。
<予防方法>
・12月~2月の晴れた日を選んでマシン油剤を枝に塗っておきます。冬の時期に何度か塗っておくことで、カイガラムシの発生を予防することが出来ます
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