アナベルの葉がかすれたような色になっていたり、スカスカになっていたりクモの巣みたいなものがくっついていれば・・・それはハダニです!


ハダニの成虫の体長は約0.5mmほどの小さな害虫で「スパイダー・マイト」とも呼ばれるクモに似たような形をしています。多くは葉っぱの裏から汁を吸ってどんどん増えていきます。

発生時期は5月~10月頃の暑くて乾燥した日が続いた時や軒下の雨が当たらない場所などによく見られます。


<具体的な症状>

・ハダニは葉に小さな白色の無数の点々やかすり傷みたいな模様が出来ます。

・発生しやすい場所は、あまり雨が当たらない軒下やベランダ、室外機の周辺などです。

・葉っぱがスカスカになって更にひどくなるとクモの巣のようなものが増えて、どんどん数が増えていきます。

・卵から1週間ほどで成虫になるので、放置しておくと株全体に広がり、ついには枯れてしまいます。


<対処の仕方>

・ハダニは水が嫌いです。おかしいな。と思った葉っぱはむしり取って葉っぱの裏側を中心にたっぷりシャワーをして洗い流してあげましょう。続けるとダニはどんどん減っていきます。

・鉢植えで室外機の上などに置いているのであれば、雨が当たる場所に移すか、葉っぱにも水をかけてあげるようにしましょう。

・ハダニが少数の時は集団で葉の裏に寄生している為、セロテープやガムテープなどで一気に貼り付けて駆除することが出来ます。

・ハダニが少数であれば、晴れた日に牛乳と水を1:1で割ったものを霧吹きなどで葉っぱに掛けてあげると呼吸できなくなり窒息してくれます。ただし、牛乳は腐ってしまうため撒いた後は水できれいに流してしまいましょう。
夏場のプランターでの使用は牛乳の腐敗臭がひどくなるので、あまりおすすめは出来ません。

・木酢を薄めた物やトウガラシを浸けた液などを吹きかける方法はカビなどへの殺菌効果はありますが、害虫を駆除する効果はなく一時的に逃がす程度しか期待できません。

・殺虫剤を使うのが嫌な方は、住友化学から発売されている「粘着君」が便利です。この製品はでんぷん成分を主に作られていて、薬剤成分ではなく粘着性でハダニを退治するものです。


<予防方法>

・アナベルを地植えにしている場合は特に心配することはありませんが、雨が少なく気温が高い日が続いたら水遣りの時に葉っぱの裏側にもシャワーするようにお水をかけてあげてください。

・鉢植えで育てている場合は、気温が高くなってくる5月頃から雨の当たる場所に置くか、水遣りの時に葉っぱにシャワーをしてあげるようにしましょう。


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