アナベルのあ葉や花が虫に食べられていたら・・。それはヨトウムシを疑って下さい!
ヨトウムシとは、ヨトウガという蛾の幼虫のことです。夜に動き出し、植物の葉や実を食い荒らすことから「夜盗虫(ヨトウムシ)」という呼び名がつきました。成虫の体長は15~20mmで、黒や灰色をしているのが特徴です。若緑色の幼虫は体長30~50mmほどで、頭の後ろに黒いまだら模様がある種類や、体の両側にピンク色の斑点を持つものもいます。1匹当たり1,000~3,000粒ほどの卵を産むため、大量発生します。卵は直径0.6mmほどで、まんじゅうのような形をしています。卵から生まれた幼虫は、昼間は土の中に隠れ、夜になると集団で這い出てきて、植物の葉脈以外を食害します。幼虫は1ヶ月ほどで蛹になると、土の中で休眠し、ふ化して成虫になります。ヨトウムシは、春から初夏と秋に卵を産み付けます。春に産卵した卵は夏になると蛹になって夏を越し、秋に成虫になります。秋に産み付けられた卵は、蛹の状態で冬を越し、春には成虫になって他の場所に飛んでいきます。
<具体的な症状>
・葉っぱの柔らかな部分や花を食べられてしまう。
・一晩であっという間に丸坊主になるほど食べられている。
<対処の仕方>
葉の表側が白くなっているものを見つけたら葉の裏を確認します。幼虫のときは集団で活動しているので、発見したら葉ごと切り取って処分するか、手袋をしてそのまま手ですり潰してしまいましょう。。
<予防方法>
・ヨトウムシは密集して産卵するので、葉をよく観察することで卵を発見し、駆除できます。卵の段階が最もやっつけやすいので、できるだけ早くに発見するようにしましょう。
・葉の表面だけでなく葉の裏も日々観察をして早く見つけられる様心掛けるようにしましょう。
・ヨトウムシを食べてくれるクモなどを殺さない害虫だけに効果のある殺虫剤を使用しましょう。
・発生してしまったらゼンターリ粒状水和剤などを使用してやっつけましょう。効果は雨が降らなければで約1~2週間持続します。
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