奥出雲がんこ村へ戻る ネッカリッチTOP ネッカリッチとは |
「ネッカリッチ」は、農林水産省の認可を受けた日本で唯ひとつの炭素飼料です。 ネッカリッチの原料となる常緑広葉樹の樹皮。 そんな椎(シイ)や樫(カシ)の木が育つのは、南九州の深い森の奥……。 今日の公害や汚染とは程遠い、大自然をかかえる壮大な国有林は、 ふりそそぐ暖かい太陽と豊富な水源、歴史に育まれた肥沃な大地に支えられ、 豊かな大自然を形成しています。 「そんな大自然のもつ天然成分を食品づくりに活かせないか」 そこからネッカリッチの開発はスタートしました。 今まで使われなかった資源を活用するという「バイオマス技術」の発達は、 広葉樹林の樹木成分を抽出することを可能にしました。 長い時間をかけて抽出され熟成された混合飼料には、約280種の有機酸・有機化合物群と10余種のミネラルが含まれています。 その養分を動植物へと作用させることで、従来の飼料や肥料、他の薬剤とは全くちがう 新しいタイプの資材「ネッカリッチ」が誕生しました。 |
ネッカリッチは有機酸、有機化合物群、ミネラル群で構成されており、 合成化学物質は全く含みません。 大自然に育つ木々のもつ豊潤な養分を、より「自然」に近い食品づくりにいかす。 「手作り」と「愛情」を大切にし、自然界の生物が本来もっているはずの おいしさを元の状態に復元する。 じぶん自身の気持ちにがんこに正直に、農、畜、水産品の生産や加工を行う、 がんこで心豊かな生産者たちと手をたずさえて。 そうしてできた品々を、心を込めて食卓へとお届けします。 がんこ村の"えいよう"と"おいしさ"の秘密は、 まっすぐな心と豊かな緑「森林」にこそあるのです。 |
生体の成長促進、病気予防、食味の向上、さらに環境の浄化など、 生命の健康にとって総合的に作用するのがネッカリッチを使った商品の特徴です。 ネッカリッチのもつ消化、分解、触媒などの作用をいかし、薬品に侵された土壌自体を より自然に近いものに復元し、豊かな土地での自然な生産方法により生産されたのが、 「がんこ村」自慢の産品の数々です。 ネッカリッチを使用して生産された食品の、特筆すべきは、 人の血漿コレステロールを低下させる食品中の不飽和脂肪酸といわれる成分の 増加にあります。 中でもリノール酸、リノレイン酸といった人の健康に欠くことができないといわれる 必須脂肪酸について、ネッカリッチがその数値を著しく増加させ、その反対作用をもつ 飽和脂肪酸が減少するという結果が、多くの調査、実験で明らかにされました。 |
ネッカリッチの効果は、全国の研究機関、大学をはじめ学会でも科学的に立証され、 また実際に高品質の食品を生みだす原動力として、「ネッカリッチ」「森林酢」の名称で 各地の篤農家や水産関係者によって活用され、市場においても高い評価を得ています。 |
不飽和脂肪酸は人の血漿コレステロールを低下させるだけでなく飽和脂肪酸に比べ 融点が低いところから、いわゆる「口どけ」の良さに関係する性質であり、 それらを多く含むことが口当たりのよい食品の必要条件でもあります。 いやな生臭さもありません。 切り身後の変色等、鮮度劣化が遅く、天然物と比べると寄生虫が入りにくいのも特徴です。 ブリしゃぶ、マリネ、カルパッチョなど 薄造り系の料理では、切り身に光沢があり、 素材本来の味を楽しむことができます。 |
また野菜など農作物の栽培において、ここ数十年来の化学肥料の多用と農薬の使用は、 土壌中の微生物や小動物の多くを死滅させる結果となりました。 農薬などを多く含んだ土地は、作物にとって必須成分であるミネラルや稀有元素を 著しく欠乏させ、植物の自然な生理を圧迫しています。 「がんこ村」の野菜は、サンネッカEなどの肥料により土壌を活性化させ、 堆肥などの完熟有機肥料を施して、土と植物の好ましい生態系をつくるところから 始まります。 VA菌根菌などの有益な微生物の増殖により、おいしさの源 アミノ酸をたっぷり含んだ根張りのよい植物を育て、 低農薬、さらには無農薬の理想に向かって努力を 重ねています。 |