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蜜ろう粘土
がりとんで人気のある蜜蝋粘土。蜜蝋って何?から粘土の性質、特色、さらには粘土遊びのちょっとしたヒントまで、今まで様々な疑問質問にお答えした中でお問合せの多かったことを中心にまとめてみました。
■蜜ろう粘土って何?
蜜ろう粘土はその名の通り蜜ろうで出来た粘土のことです。
蜜ろうとは蜜蜂の巣を構成するろうのことで、働きバチの腹部の腺から分泌されるものです。(パルミチン酸ミリシル)
これを原料として製品化したものが蜜ろう粘土ですが、どの蜜ろう粘土も使用する前はやはり《ろう》のため、常温では固めです。夏と冬の温度差がある日本ではやはり夏と冬で明らかにその硬さが違います。この硬さのままですと作りづらいので、少しちぎって手の中で揉みほぐすように温めていきます。適当な軟らかさになるまでちょっと時間がかかりますが、この時間も粘土遊びの楽しみのひとつですのでそのまま子供と一緒に楽しく『もみもみ』しましょう。どうしてもすぐに工作したい場合はエアコンの吹き出し口等にかざすなど、早く温められ軟らかくなる工夫をしていただければ結構です。





■シュトックマー社の蜜ろう粘土
シュトックマー社の蜜ろう粘土は、指先がしっかり動いて細かな細工が出来るようになった頃から使える粘土です。 べたべたと手に付くということもほとんど無く、どちらかというと穏やかないい香りがします。

粒子が細かいため、細かい部品を作ってもその原型をとどめることが出来ます。また、べとつかず、さっぱりとお使いいただけるのもシュトックマー社の蜜ろう粘土の特徴です。ただし、いわゆるよく知っている粘土と比べると少し硬いため、粘土遊びに慣れるまで多少使いづらいかもしれませんし、大人になじみのある油粘土を思い浮かべると大人も少し戸惑うことと思います。

この粘土は独特のつやがあり、使い慣れると造形的に細かな細工までしっかりしたものが作れるため、子どもから大人まで楽しく遊ぶことが出来きます。この粘土も蓋付プラスチック容器に収納すると簡単に片付いて便利です。
■■シュトックマー社の蜜ろう粘土の感覚

季節により硬さに違いがあるため一概には申し上げにくいのですが、常温(20度くらい)で板ガムをちょっと硬くしたくらいの硬さです。


曲げると『ぐにゃー』っと曲がるといった表現がちょうどいいです。適当な大きさにちぎって、丸めてもみほぐします。
工作しやすい軟らかさになりましたら作業開始です。

赤、青、黄、3色
丸めてみました。
赤と黄を混ぜると
オレンジになります。

同じ要領で、赤と青を混ぜると紫、青と黄を混ぜると緑になります。これが3原色と3補色の関係です。
色を作るときは配合も難しいので混ぜるだけでも結構楽しいものです。
※おまけ
この粘土は粒子が細かく結合がいいというのでしょうか。
薄ーく薄ーく反対側が透けて見えるほどまで伸ばすことができます。

そこで。
アクリル板やガラスコップなどに貼り付けるとステンドグラスみたいになってとっても綺麗です。

この作品はわが子(5歳)の描いた絵をもとに私が作りました。店頭のお客様そっちのけではまっております。
粘土でお絵描き。楽しいですよ。一度お試しくださいませ。
ここでもうひとつ・・・。

あおくんです。
きいろちゃんです。
楽しくて、楽しくて
みどりちゃんになりました。
しかしながら・・・泣いても元には戻りません。

 

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