ふとんスタジオの自社製造工場がある山形県米沢市は、上杉謙信、直江兼続、前田慶次などの戦国武将にゆかりのある地です。
昔から「ものづくりの町」としても知られ、「義と愛」の精神のもと『武士の権威にかけた、誰にも負けないものづくり』をモットーに、お客様に喜んでいただける商品の提供に努めております。そんな米沢で造るふとんスタジオの羽毛ふとんは、素材を厳選し工場内で一貫した製造体制をとり、さらに伝統の技とこだわりを詰め込んだ逸品です。

ふとんスタジオの自社製造工場がある山形県米沢市は冬は、豪雪で氷点下の厳しい寒さが続く地域です。
厳しく寒い冬の夜でも暖かく、ぐっすり眠れるおふとんが造りたい！
試行錯誤のうえ造りだしたのが、寒冷地仕様＋羽毛移動防止構造「アルダスキルト」の羽毛ふとんです。
保温効果を高めるために、通常4〜5cmのマチ高を8〜10cmと高くすると、どうしても羽毛がすぐ移動し片寄ってしまいます。そこで考えたのが羽毛が移動しない構造です。心臓の弁を参考に、各マスの羽毛吹き込み口から羽毛が逆流しないように特殊な弁を設けることで、寒冷地でもあたたかい羽毛ふとんを造ることができました。

生地の不良（織りキズや染めムラ）がないか、熟練した目で入念に検査します。

自動裁断機にかけ、ここでも再度検査をしながら生地を裁断していきます。

生地にミシンでまっすぐ縫うための線を薄く書きます。

表生地と裏生地の間にマチをつけて、羽毛の入る部屋を縫っていきます。

羽毛をオゾンで殺菌・消臭しながら、各マスに均等に吹き込んでいきます。

羽毛を吹き込んだ口を縫って閉じ、品表を縫い付けます。

超高感度の検針機を使い、危険物が混入していないかをチェックします。小さな金属片も絶対に見逃しません。

最後に傷や汚れがないか、入念にチェックします。これらの検査に合格した商品だけ、お客様へお届けします。

ダウンボールの大きさや質を見極め厳選された羽毛は、海外で２回洗浄された後、国内で再度洗浄して臭いや汚れを落とします。抗菌、防臭加工を経て、ようやく当社に入ってきた良質な羽毛を使用します。ふっくらボリュームたっぷりで、とってもあたたかいおふとんに仕上がります。
寒暖の差が激しい気候のポーランドで採取された上質なホワイトグースダウンや、長期間飼育されているため通常の羽毛に比べ、大変大きなかさ高性（ダウンパワー）があるので、保温性やかさ高に富み、耐久性に優れた非常に希少価値が高いマザーグースを使用しています。

かさ高とは、羽毛に一定基準の重さをかけたときの羽毛の厚み（高さ）を数値で表したものです。
かさ高値が高い羽毛は、より多くの空気を羽毛の中に含んだ良質のものの証。その良質の羽毛で造られたおふとんはボリュームがあり、軽く暖かい羽毛ふとんです。

[ダウンプルーフ加工とは？]