今さら聞けない?アナタの常識、実は間違いかも?お布団の洗い方をきっちりおさらい。おうちの洗濯機の取り扱い説明書も合せてご覧になってみてくださいね。

寝具はおうちで洗えるの?

家庭用洗濯機で洗えるサイズ
全自動洗濯機(7〜8kgタイプ)
  • 掛けふとん… 〜セミダブル170×210cm/1.9kg以下のサイズ・重量
  • 肌ふとん… 〜ダブル190×210cm/0.7kg以下のサイズ・重量
  • パッド… 〜ダブル140×210cm/1.4kg以下のサイズ・重量
上記の掛けふとんセミダブルは機種によっては入らない場合も考えられます。
基本的に全自動の場合、洗濯・脱水槽に入れば洗えます。二層式洗濯機の利用や手洗いの場合、脱水槽に入るサイズを目安にしてください。それ以上のサイズ・重量のものや複数枚同時に洗う場合は、コインランドリーの大容量タイプをご利用ください。
洗濯日の選び方
湿度が低めで降水確率の少ない晴天を選び、実行してください。
ある程度の風があったほうが早く乾燥します。
洗い方
「ふとん洗いコース」をお選びください。
大切な衣類を洗う要領でつけおきや弱水流で時間をかけて優しく洗ってください。
洗剤は液体中性洗剤を通常の2倍に薄めてご利用ください。粉末洗剤は溶けにくいのでふとんに残りやすいためおすすめできません。
えりくちなどの汚れのひどい部分がある場合は、あらかじめ液体洗剤を含ませ優しく手洗いし汚れを落としてから洗濯機で洗ってください。

ふとんは洗濯・脱水漕のサイズに合わせて折りたたみ筒状に丸めていれると型くずれしたり脱水時に片寄ったりせずうまくいきます。ゆとりがある場合はふとんをたたまず、ゆったりと洗濯・脱水漕に沿わせるように調節してください。
洗濯ネットのご使用は洗濯機の機種によっては必ずしも必要とは限りませんが使用したほうがより型くずれ等が防げます。洗濯機の取り扱い説明書に従って判断ください。
脱水
「ふとん洗いコース」がある場合はコースに含まれます。手洗いなどの場合は、5分程度の脱水をしてください。
むやみに脱水時間を長くしても効果は期待できず、型くずれの原因になります。
干し方
風通しのよい場所を選び、日干しまたは陰干しをしてください。日差しの強い日や真夏は陰干し、もしくは側地の傷みを防ぐためシーツなどを掛けて干してください。
物干し竿を2本使い∩の字やM字型に干すと風が通りやすくなるので早く乾きます。
ふとんを途中で1〜2度裏返すと乾燥がより効果的です。
ふとんが湿っている時間が長いと雑菌が繁殖しやすい状態になるので、脱水後はすばやい乾燥をお心がけください。
タンブラー乾燥について
生地の傷みや型くずれを防ぐため、タンブラー乾燥はお避けください。
乾燥機の中で長時間ふとんの一定箇所が接触しますと生地が焦げる場合があります。
テストの中でも、タンブラー乾燥より室外干しの方が素早い乾燥が期待できます。
コインランドリーをご使用の場合
洗濯・脱水は家庭用洗濯機での取り扱いとほぼ変わりなく全く問題ありません。
タンブラー乾燥はお避けいただくため、脱水を済ませたら湿った状態のふとんを持ち込みの大きめのビニール等に入れて持ち帰り、時間を置かずに室外に干してください。タンブラー乾燥するより早くきちんと乾燥できます。
浴室暖房乾燥をご使用の場合
物干し竿を2本使い∩の字やM字型に干すと風が通りやすくなるので早く乾きます。
送風口の近くは乾きやすいが、風があまりあたらないところや裏側、縫い目辺りが乾きにくいので、時々位置を変えたり裏返したりした方がより効果的。