保湿ティッシュの技術
「形状記憶エンボス(凸凹)」は給水量とスピード、拭き取り性に優れたふんわりやさしいティッシュ、トイレットペーパーなどを作る技術です。
新開発のエンボス加工技術で、エンボスの記憶性を高めたデコボコ形状。
お肌の汚れを取りやすくするとともに、シート間に空気をたっぷり含みますので、水分をすぐに吸収することができます。
世界で初めて「保湿ティッシュ」を開発
ティッシュペーパーやトイレットペーパーには吸水性と柔らかさが求められます。 エンボス加工は吸水性を高める技術です。紙に型押しして凹凸をつけることでシートの間に空間が形成され、吸水性が高くなります。 硬い紙にはきれいなエンボスが入りますが、柔らかさも必要なティッシュペーパーやトイレットペーパーにはきれいなエンボスを入れる事は困難でした。 この問題を解決するために「形状記憶性細密エンボス形成技術」を開発しました。 エンボスをする前に紙を軽く湿らせて明瞭なエンボスを入れて、その後に乾かすことできれいな凸凹模様をつけることが出来ました。 紙が柔らかく、形状の記憶性の良い細密なエンボスなので、しなやかで、柔らかく、復元性のあるエンボスです。 また、「形状記憶エンボス」は2010年に特許を取得しました。
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世界に誇る技術力
世界に先がけて数々のティッシュを開発してきた、河野製紙の確かな技術力をご紹介します。
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保湿ティッシュ開発秘話
保湿ティッシュが開発されるきっかけとは?2年がかりでつくりあげた保湿ティッシュの開発秘話。
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河野製紙の歴史
明治25年(1892年)以来、100年以上「保湿ティッシュの河野製紙」としてみなさまに親しまれて、現在に至っています。