専門家がポイントを解説
日常生活において、ひざに不安を抱えているからと動かずにいると不安は収まるかもしれませんが、ひざを支える筋力の低下や運動不足による体重増加が起こり、かえってひざの負担が増えてしまい悪循環に。好循環に切り替える一歩として、無理のない範囲で積極的に動かすことが重要。適度に運動することでひざを支える筋力が付き、ひざへの負担が軽減して動きやすくなります。
この時、ひざを動かす助けになるのがサポーターです。特に日常生活では歩行時や階段の上り下りでの不安なひざを、サポーターが筋肉の代わりになって働き、支えてくれます。
日常生活でのトラブル | スポーツでのトラブル | |
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主な原因 | 年齢・体重の変化 | ジャンプや着地の繰り返し、外部からの衝撃、 オーバーユース |
ひざ等の状態 | 筋肉の衰えや体重の増加でひざが気になる | 使い過ぎで関節に負担がかかっている ひねりなどで靭帯にダメージを受けている |
必要な機能 | 不安な時:圧迫 違和感がある:曲げ伸ばしのサポート 重いトラブル:正しい動きに誘導する グラつきを抑えて安定させる |
トラブル発生からの時期 2〜4週間:それぞれの靭帯に対するサポート 1〜3か月後:圧迫 |
また、スポーツシーンではオーバーユースなどの使い過ぎによるトラブル、自分以外の相手とぶつかったりひねった際にひざに大きな力が加わることで靭帯に影響を及ぼすケースなどが多くみられます。
できるだけ安静にしておくことが一番ですが、大事な試合にはなんとしてでも出場したい、そう思う選手も多いはず。
がんばっているアスリートを応援する気持ちをサポーターの機能に乗せた商品を多数開発しています。
ダイヤ工業 開発部門 理学療法士
2009年に理学療法士免許を取得し、一般病棟の非常勤スタッフとしてリハビリテーションに携わりながら広島大学大学院にて研究活動を実施。
2011年にダイヤ工業入社後は、開発部門に所属しサポーターの研究開発に携わる。
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