専門家がポイントを解説
サポーターやコルセットってどれも同じと思っていませんか?身体や姿勢の状態は一人ひとり同じではありません。自分にあったサポーターを装着しないと、逆に身体を悪くする可能性があります。自分の身体の状態を正しく把握して、きちんと自分に合ったサポーターを選ぶことが大切です。
こちらの図のように同じサポーターを着けても、自分の身体に合ってないと逆効果となってしまう可能性もあります。そのサポーターが自分の悩みにアプローチしてくれる機能が付いているのか、購入する前にしっかり確認してみてください。
急激なトラブル | 日常生活(ミドル) | 日常生活(ソフト) スポーツ |
骨盤ベルト | |
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発生からの期間 | 当日〜1週間 | 1〜4週間 | 1〜3か月 | 3か月〜 |
腰の状態 | 急にギクッとなった、 ビキッときた |
ズキズキが続いている | ズーンと鈍く重い | だるい、再び起きる不安 |
動いた時の悩み | 少しでも動くと不安 | 動き始めはつらいが 徐々に軽くなる |
長時間動いたり 同じ姿勢でいるとつらい |
長時間動いたり 同じ姿勢でいるとだるい |
違和感が出る姿勢 | 前かがみ・ 腰を反る動き |
腰を反る動き | 前かがみ | 前かがみ |
部位 | 腰・脚 | 腰・脚 | 腰 | 骨盤・臀部(お尻) |
運動量を落とさなければ心配ありません。
筋力低下は、身体を動かした時に生じるトラブルが気にかかり運動量が減少するために起こるとも言われています。サポーターを着けることによって動くことへの不安を減らし、運動量を落としにくくする働きもあります。
ダイヤ工業 開発部門 理学療法士
2009年に理学療法士免許を取得し、一般病棟の非常勤スタッフとしてリハビリテーションに携わりながら広島大学大学院にて研究活動を実施。
2011年にダイヤ工業入社後は、開発部門に所属しサポーターの研究開発に携わる。
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