Q.ダウンとフェザーってどうちがうの?
A.ダウンとはタンポポの綿毛のような形状の羽で、フェザーとは真ん中に固い軸がある羽根のことをいいます。ダウンは空気をたっぷりと含み、保温性やかさ高性に優れます。羽毛布団の優劣はこのダウンの含有量によるところが大きいのです。
(もっと詳しく知りたい方へ)ダウンとは水鳥の胸のあたりに密生しているタンポポの綿毛のような形状の羽で水鳥の肌着にあたります。このボール状の羽枝が空気をたっぷりと含んで、保温性とかさ高を生み出します。このダウンは1羽の水鳥から約10〜20g程度しかとれません。1枚の羽毛布団を作るのに120〜150羽の水鳥が必要となります。
フェザーとは真ん中に固い軸がある羽根で、水鳥の上着にあたります。6.5cm以上のものをフェザー、6.5cm未満のものをスモールフェザーといい、寝具で使われるはほとんどスモールフェザーです。保温性はあまり高くありませんが、通気性がいいので主に暖かい季節の肌布団や枕に使われます。
Q.グースとダックってどうちがうの?
A.グースは鵞鳥(がちょう)、ダックは家鴨(あひる)です。一般的には羽枝同士の絡み合いが少なく、かさ高性や回復性、保温性に富んだグースの方が高品質といわれます。
(もっと詳しく知りたい方へ)グースは鵞鳥は体格がよく、ダウンが大きくてや羽毛を構成する小羽枝の先についている三角の節がダックより多く均等についています。そのため、羽枝同士の絡み合いが少なく、かさ高性や回復性、保温性に優れているのです。
Q.羽毛布団についているラベルの意味を教えて!
A.羽毛布団には主に以下の品質保証マークがあります。
■G・Fマーク
全日本寝具寝装品協会の厳しいチェックを受け、布団の名称・素材・取り扱い方法など、統一表示基準に適合した商品だけに付けられる信頼のマークです。 |
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Q.原産国ではどう違うの?
A.一般には寒い地方の水鳥の方が豊かな羽毛を蓄えているので良質とされ、特にハンガリー、カナダ、ポーランド産は高級品として扱われています。
(もっと詳しく知りたい方へ)羽毛布団に使われる原毛は100%輸入です。羽毛は天然素材なので、産出国によって品質や価格に差があります。また、同じ産地でも水鳥の種類や羽毛の採取時期によって質が異なり、一般には寒い地方の水鳥の方が豊かな羽毛を蓄えているので良質とされます。
・主な原産国/中国、台湾、ロシア、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、ドイツ、イングランド、フランス、カナダなど
Q.ハンドピックってどういう意味?
A.手摘みのことです。ダウンの損傷が少なくいい状態で採取できます。
(もっと詳しく知りたい方へ)水鳥の羽毛の採取法は機械摘みと手摘みの2通りあります。生きた水鳥から、一枚羽毛を摘むのが「手摘み」です。
Q.混合率って何と何の比率なの?
A.中わたのダウンとスモールフェザーの比率です。ダウンの混合率が高いほど値段も高く一般にはいい布団に思われることが多いですが、羽毛布団の良し悪しはダウン混合率だけでなく、水鳥の種類,産地によってもかなり変わります。
(もっと詳しく知りたい方へ)混合率は羽毛布団を選ぶ際の一つの基準になりますが、ダウン混合率が高いからといって、一概に良い羽毛布団とは言えません。購入の際はかさ高を表すラベルを参考にするのもひとつです。
ちなみに「ふかふか」のオリジナル羽毛布団は水鳥の種類はホワイトグースで、どれもダウン率は93%です。
また、ダウンが50%以上のものを羽毛布団、50%以下のものを羽根布団といいます。
Q.超長綿って何のこと?
A.短繊維である綿わたの中でも、繊維長35o以上の綿糸で織られたもののことです。側生地に使用するとシルクのような光沢と素肌に優しいしなやかな風合いがでます。
(もっと詳しく知りたい方へ)「ちょうちょうめん」と読みます。羽毛布団の軽さは、生地によってずいぶん異なりますが、この生地を使った羽毛布団は軽いだけでなく、かさ高とドレープ性(しなやかさ)に優れています。ちなみに「ふかふか」のオリジナル羽毛布団はどれもこの超長綿のしなやかな生地を使用しています。
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