乾燥標本の作成
正式な作り方では生きている虫を殺して標本を作製しますが、 虫がかわいそうなので、死んだクワガタを、使いました。
★作り方★
- ①アルコール処理
- 死んだ昆虫を消毒用アルコールで表面を洗い、 腐るのを防ぐためにアルコールを腹の所に注射器と注射針を使い注入しました。
- ②お湯で柔らかくする
- 死んだクワガタは足の関節などが固いため、お湯(80度くらい)に数分間つけて 柔らかくしました。死後長時間経ったものはあまり柔らかくなりません。
- ③形を整える
- 足関節を広げ、形を整えた後、まち針で発砲スチロールの上に固定しました。 足関節、触覚など、図鑑を見ながら形をできるだけ整えました。
- ④乾燥させる
- ベランダの雨のあたらない所に、おきました。 エアコンの室外機の前がエアコン使用時に熱い風がふくので、 クワガタを乾燥させるのに、ちょうどいいと思いました。 1週間かけてかんそうさせました。 しっかり乾燥させないと、クワガタが腐ってしまいます。
注意点
- 防腐処理をしないと臭くなる
- 熱湯につけるとクワガタの目が白く変色する
- クワガタを日光に当てすぎると変色する
- しっかり乾燥させないと樹脂標本にしたとき空気が混入しやすい。
- 死後数時間以内の昆虫が標本にしやすいそうです。