説明 |
軽くて柔らかい毛織物のこと。縦横1本ずつ交差させる平織や、2本おきに交差させる綾織でできている。フランネルは、たんに「ネル」とだけ呼ばれる場合もある。生地の表面が起毛されているので暖かく、冬用のシャツやパジャマに重宝される。素材がウールでなく、コットンを使った場合「コットン・フランネル」「綿ネル」と呼ばれ、無地はもちろん、格子柄、縞模様、霜降、花柄など、さまざまなプリントを施した布地に人気がある。
|
ギャバジンを単にギャバともいい、綿、梳毛、麻、ポリエステルなどで織られた密で丈夫な綾織物。裏側より表側のほうが綾目がはっきりと浮き出て見える。通常は縦糸の本数が横糸の倍は使われている。そのため、綾目が急角度になっている。綿ギャバジンは40〜60番手の双糸を使い、ウールギャバジンは48〜72番手の双糸を使っている。 |
表面の特殊な加工によって畝を持たせた、光沢のある木綿生地。コーデュロイは、表面に畝がある木綿地のこと。カジュアルなファッションに最適なアイテムであり、ジーンズに並んで街着には多く見られる。パイル繊維の間に空気層ができるため、保温吸湿効果にすぐれているのが特徴。寒い季節にも重宝する素材。 |