2023年４月21日(金) ~ ５月７日(日)＠free design 吉祥寺店
ヨハンナ・グリクセンについて
Designer
ヨハンナ・グリクセン
／Johanna Gullichsen
フィンランドを代表するテキスタイルデザイナー。
ヘルシンキ大学にて美術史と文学を専攻したのち、ポルヴォー工芸学校で織り技術を習得。伝統的な北欧手工芸と現代デザインを融合したテキスタイルを追及すべく1989年に独立。2022年に生誕25周年を迎えた、彼女の代名詞とも言われるノルマンディコレクションは、2021年にフィンランドデザインにおける栄誉「カイ・フランク・デザイン賞」を受賞しました。
オリジナルファブリックを中心に、バッグやインテリア製品など幅広いアイテムを手掛けています。
伝統的な北欧の手工芸と、現代デザインをかけあわせたテキスタイル
フィンランドの伝統的な手法で織られた、ユニークな幾何学模様のテキスタイルが特徴です。100％コットンの天然素材を使用し、「二重織」にすることで厚手で耐久性が高い生地に仕上がっています。また、色の異なるタテ糸とヨコ糸を交互に組み合わせることで、複雑な色味を表現。さまざまな模様と豊富なカラーラインナップをお楽しみいただけます。
それぞれのパターンは北欧テキスタイルの伝統や街を彷彿とさせ、中でも、1997年に発表された「ノルマンディコレクション」は、ヨハンナ・グリクセンの代名詞ともいえます。このシリーズ名は、デッキチェアのファブリックに使われてほしいという想いの元、1930年代に注目を集めた豪華客船ノルマンディ号から名付けられました。時代や流行に左右されないデザインと耐久性を重視したテキスタイルは、大切に長く使えるようにとデザインされています。
Pick Up Items
ディスクッション／Disc Cushion
「アルテック／Artek」の丸い座面のスツールや椅子に合うようサイジングされた円形クッション。家具とセットで使うのはもちろん、直接リビングの床や畳の上に置いて座布団として使っても素敵です。
クッションカバー／Cushion Cover
伝統的な織物と現代のデザインを掛け合わせて生まれた幾何学模様は、和洋問わずどんなお部屋にもすっと馴染みます。厚みのある生地で耐久性にもすぐれ、長く愛用できます。
パズルマット／Puzzle Mat
お気に入りのオブジェや花瓶などを飾るのに最適なディスプレイマット。インテリアに気軽に取り入れることができる、コンパクトなサイズです。
ファブリックバスケット／Fabric Basket
生地の厚みを活かした自立する布製のバスケット。軽くて丈夫で、リビングやベッドルームなどさまざまなお部屋の収納として活躍します。
コインパース／Coin Purse
ノルマンディ・コレクションのコットンファブリックを使用したコインケース。キーケースやカードケースとしてもお使いいただける使い勝手のよいサイズです。
テトラハンドバッグ／Tetra Handbag
三角の形をしたユニークなハンドバッグ。ファッションのアクセントにもなり、長財布やペットボトルも入る優れものです。
ヨハンナ・グリクセンとアルテック
北欧を代表するインテリアブランド「アルテック／Artek」とヨハンナ・グリクセンは、互いに深い繋がりがあります。デザイナーのヨハンナ・グリクセンの祖母である「マイレ・グリクセン」は、1935年にアルヴァ・アアルトらとともにアルテックを立ち上げた創業者のひとり。美術ディレクターとして、アルテックの「アート」の分野を牽引し活躍しました。
マイレ・グリクセン（1907-1990）
アルヴァ・アアルトが設計したマイレア邸ヨハンナが子どもの頃に過ごした「マイレア邸」は、アルヴァ・アアルトがマイレと夫のハッリ・グリクセンのために設計した、アアルトが手掛けた住宅の中でも最高傑作と評される名建築です。ヨハンナは、アアルトがデザインした内装や家具をはじめ、様々なアートやデザインに触れながら、芸術的な感覚と暮らしを彩る楽しみを培っていきました。
開催概要
【開催期間】
2023年４月21日（金）~５月７日（日）
【会場】
freedesign 実店舗
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-2-2F
営業時間：11:00-19:00
無休
※店内が混雑してしまった場合には、ご入店を制限させていただく場合がございます。ご不便をおかけすることになり誠に恐縮ではございますが、何卒ご理解のうえ、ご容赦いただけますようお願い申し上げます。