日本を代表するインダストリアルデザイナー、テキスタイルデザイナーのひとりである柳宗理(やなぎむねみち)は、「象の足」のスタッキングスツールや、バタフライスツールなどユニークな形態と意外な実用性を兼ね備えた作品が多く、オリンピックの聖火台や家具、食器、カトラリーなど作品は広範囲に及びます。1952年に柳工業デザイン研究会を設立し、以来一貫して「使いよさ」を追及し続けています。