これを使いたいから料理する
日々握りたくなる包丁
カサネ/kasane 包丁(スミカマ/sumikama)
持つとまずその軽さに驚き、次にハンドルの握りやすさ、そして切れ味の良さに感激します。
長ネギを切ったときにありがちな下の部分がつながってしまうようなことはなく、果物の皮をむく際にはその刃運びのスムーズさに爽快感すら覚えます。
ハンドルには岐阜県産のヤマザクラが使われており、握ると天然木ならではのやわらかさとあたたかさを感じられます。手にフィットする形状とその軽さも相まって、長時間使用しても、かたいものを切っても疲れません。水に強い木材なので長く愛用すればその変化する風合いを楽しめます。
一般的な包丁の刃の厚みは約0.3ミリと言われていますが、この「kasane」シリーズの包丁は0.18〜0.2ミリの薄さまで研ぎ込んであるので、食材と刃の摩擦抵抗が少なく、切れ味の良さが持続します。
「文化包丁」はオールマイティに使いやすく、肉や魚、野菜や果物など、さまざまな食材を切るのに重宝するため、一家に一本は持っていたい包丁です。
「ペティナイフ」はテーブルナイフとして使うのに圧迫感のないサイズ。小回りが利くので野菜や果物の皮むきにも向いています。また、子どものお手伝い用にしたらそのストレスのない切り心地の良さから料理好きになるかもしれません。
「パン切り包丁」を使えば、かたいパンもやわらかいパンもスッと切ることができるので、この包丁を使いたくて美味しいハード系パンを買いたくなったり、何重にもなるサンドイッチをつくりたくなること必至です。
軽さと持ちやすさ、そして優れた切れ味が持ち味の「カサネ/kasane包丁」。ストレスのない使い心地は、長く使えば使うほどに身に染みてきます。手放したくなくなる、そんな料理の相棒です。
700年以上前から脈々と受け継がれる刃物工業の地、岐阜県関市で、大正5年より続く老舗刃物メーカー「スミカマ」。関刀鍛冶の伝統と技法を受け継ぎながらも、新素材や新技術を柔軟に取り入れ、豊かな食生活に一役買うべく、「切れ味」と「機能性」を追求したものづくりを続けています。