黒ぶどうの代表選手 “メルロ”
フランスのボルドー地方の主力品種で、アメリカ・チリ・オーストラリア・南アフリカなど世界各国の温和・温暖なエリアで栽培されている。カベルネ・ソーヴィニヨンより薄い果皮で控えめなタンニンであり、ソフトでフレッシュな果実味を楽しめる。そして、カベルネ・ソーヴィニヨンより短い栽培期間で熟すために生産者にも育てやすい品種である。
品種を楽しむ
ーメルロ 100%ー
産地で楽しむ
ーフランス・ボルドー地方ー
カベルネ・ソーヴィニョンとのブレンドが多いボルドー地方。このエリアを流れるジロンド川やドルドーニュ川の右岸のワインで、メルロは重要な品種である。特に、リブルヌ地区にあるサンテミリオンAOCやポムロールAOCで造られるワインは素晴らしい品質のものがある。
産地で楽しむ
ーアメリカ・カリフォルニアー
カベルネ・ソーヴィニョン同様に高品質なメルロの産地。アメリカでワインの生産量 約90%といわれるカルフォルニアは温暖な気候で日照も多く、高品質なワインが続々と登場している。