日本人のシャイな性格は、遺伝子の影響？

日本人はシャイな傾向にありますよね。実はそれに遺伝子が大きく関係しているのではと言われています！

私たちの性格を決める一つの要因として、ドーパミンという脳内物質があります。ドーパミンは放出された後、受容体と結合し、新しいことへの挑戦心をわき起こします。このドーパミンと受容体の結びつきやすさに、＜生まれ持った遺伝子の影響＞があることが分かっています。

ドーパミン受容体に関連する遺伝子の一部に同じ塩基配列が繰り返されている部分があり、その繰り返し回数が多い人は、少ない人に比べて新しいことへ挑戦する傾向が高いことが分かっています。

この繰り返しの回数ですが、世界平均では【4回】が最も多く、64.3パーセントを占めています。 しかし、アメリカ人のデータでは、【7回】が20.6パーセント、【2回】2.9パーセントなのに対し、東アジア、南アジア人のデータでは、【7回】が8.2パーセント、【2回】が18.1パーセントと大きく違いがあります。

日本人はシャイと言われることが多いですが、こういった遺伝子の影響も関係あるのかもしれませんね。