■ ビルドアップ ブリテッシュモデル(BBモデル)

肩先を盛り上げた伝統的な英国調のビルドアップショルダーを採用。袖は細目ですっきり仕上げ、ウエストラインは絞り込み、バックスタイルは美しいXラインを形成。

ボタン位置、胸ポケット、腰ポケット、ウエストの絞り位置、ゴージライン(衿部分の斜めの縫い目)なども全て高い位置に設定しました。

また、フロントカットをラウンドさせ、全体の立体感を際立たせることに成功したオススメのモデルになります。

その他のデザインをご希望の場合は、
デザインサンプルをご参照下さい。


● ビルドアップショルダー
背広の発祥地でもある英国から受け継がれてきた伝統的なショルダーライン、ビルドアップショルダー。肩先をやや盛り上げることから生まれる独特のドレッシーな雰囲気が特徴です。


● フロントラウンドカット
フロントカットを通常のものよりラウンドさせ曲線美を追求。ウエストラインが絞り込まれ、スーツ全体の立体感が際立つ美しいシルエットが完成しました。


● 袖重ね本開き5釦
別名ドクタースタイルとも呼ばれる袖口の本開き仕様。袖ボタンはクラシカルな雰囲気が出るよう5つ並べました。また、それぞれのボタンを重ねることにより、ちょっとした遊び心も演出しています。有料オプション(+2,750円)





■ クラシコイタリアモデル

クラシコイタリアモデルの特徴は、全てがハイポイントであること。ボタン位置を始め、胸ポケット、腰ポケット、ウエストの絞り位置、ゴージライン(衿部分の斜めの縫い目)などが全て高い位置に設定されています。

また第一釦の衿の返りがソフト(ハーフ返り)もクラシコの特徴。柔らかな衿の返りは、落ち着きと品格をもたらしています。

スタイルの良さが強調されるジャストフィットのシルエットが特徴になります。

その他のデザインをご希望の場合は、
デザインサンプルをご参照下さい。


● 袖重ね本開き4釦
ドクタースタイルとも言われたこのデザインは作業のしやすいよう、袖口が本開き。また、それぞれのボタンを5mm位、重ねることによりちょっと変わったイタリアらしさを演出。有料オプション(+2,750円)


● 0.5cmピックステッチ
ジャケットの衿端や腰ポケットの
フラップなどに施されたステッチ。ラペル(衿)の形状を美しく保ってくれます。ハンドメイドの雰囲気も醸し出してくれるディテールです。クラシコ風だと0.5mmのステッチが良有料オプション(+3,300円)


● スラントポケット
元々は、乗馬のハッキングジャケットからきた腰ポケットの形で、後端を3cm位下げて、傾斜をつけることにより、手を入れ易くしました。現在では主にデザイン的なディテールとなってますが、3ツ釦などのスタイルにスラントポケットをチョイスすることで、よりシャープ感が強調されます。是非おすすめしたいディテールです。(無料)





■ ブリテッシュモデル

ブリテッシュモデルのテーマは、上品なエレガント。
ウエストが高い位置でシェイプされたハイウエストが特徴。

ジャケットの前面は、チェンジポケットやピークドラペル、
ピックステッチ2mm等が、ブリテッシュの代表的なディテールです。

バックスタイルは、サイドベンツがスタイル(足が長く見える)をより強調できるデザインです。着る側をより引立てるスタイル!それが、服の発祥地イギリスのブリテッシュスタイルなのです。

その他のデザインをご希望の場合は、
デザインサンプルをご参照下さい。


● ピークドラペル
ダブルスーツの定番的な衿の型です
シングルスーツにこのピークドラペル
を合わせると衿先が尖っている分、
シャープなイメージが出るんですよ。
スーツの顔的部分であるラペル(衿)
で主張されてみては?(+1,100円)


● 0.2cmピックステッチ
ジャケットの衿端や腰ポケットの
フラップなどに施されたステッチの
ことで、ラペル(衿)の形状を美しく
保ってくれます。ハンドメイドの
雰囲気も醸し出してくれるディテール
有料オプション(+3,300円)


● チェンジポケット
ヨーロッパでは、チップの風習がありその際の小銭入れ(チェンジ)として使われたそうです。右腰ポケットの上にあるのが通常で、近年では、デザイン的にチョイスされる方が多いですね。当然、袋地もついてますから、通常のポケットとしても、ご活用いただけますよ。切符入れなんかに宜しいのでは?(無料)





■ アメリカントラッドモデル

1950年当時、アメリカでは英国調のスーツスタイルが主流でした。カチッとしたスタイルは、次第にアメリカ風にアレンジされ始めていきました。『アイビーリーグ・モデル』とも言える同スタイルは、ミシンステッチや3ツ釦段返りにも見れるように、かなりカジュアル感が増してきました。

比較的ボックス型のシルエットが特徴で、日本では『VAN』、『J.PRESS』、『NEW YORKER』等がその代表的なブランドとなります。ラフなアメトラと言う意見もあります。

その他のデザインをご希望の場合は、
デザインサンプルをご参照下さい。


● 3釦1掛段返り
3釦ですが一番上の釦は掛けません。第1釦と第2釦の真ん中に衿の返り止りがくる為、釦穴が衿の途中で見えちゃいます。Vゾーンはやや広めですね。(無料)


● ミシンステッチ
衿端や腰ポケットのフラップなどに施されたミシンステッチのことで、ラペル(衿)の形状を美しく保ってくれます。多少カジュアル感があり、ジャケット等にも多く取り入れられたディテールです。(+1,100円)


● フックベント
センターベントによく似ていますがベント始まり(背中心の縫い目)が、カギ型になってます。定番のセンターベントやサイドベンツにはない個性がありますよね。(無料)





■ イタリアンソフトモデル

近年、タイトでウエストシェイプのきいたスタイル(シルエット)が主流になっていますが、イタリアンソフトは、それらのスタイルとは全く異なる。

特徴は、シェイプがほとんどないローウエスト型。ゴージライン(衿部分の斜めの縫い目)も低く、ステッチ、腰のフラップ等がない至ってシンプルな型となっています。

アンセクシースタイルとも言われる同モデルは、ゆったり好みの方に、おすすめしたいスタイル。

その他のデザインをご希望の場合は、
デザインサンプルをご参照下さい。


● ステッチなし
『クラシコイタリア』、『ブリテッシュ』、『アメリカントラディショナル』等とは全く異なり、全てが至ってシンプル。ステッチも例外なくありません。シンプル イズ ベストでしょうか。(無料)


● 腰ポケット フラップなし
通常のフラップ付きポケットのフラップ(フタ)なしとご理解ください。ポケットの中のものを出し入れする際に、フラップが半端に出てしまいがちな方には、最初からフラップを付けないという手もありますよね。(無料)


● ノーベント
バックスタイルをすっきり見せます。基本的に、ゆったりしたシルエットに相性良く、タイトなスタイルだと窮屈に見えることもあり、要注意(無料)