奈良県・奥大和、曽爾村

都会の喧騒とは無縁の穏やかな時間が流れ、
忘れかけた懐かしさが今もこの村には息づいています。

曽爾村は奈良県の東北端に位置し、
西側には岩肌もあらわな鎧岳、兜岳、屏風岩など、
珍しい柱状節理の美形は
国の天然記念物に指定されています。
また、東側に位置する曽爾高原一帯は
室生赤目青山国定公園に指定され、
気軽に足を伸ばせる関西屈指の高原リゾートです。
ススキの名所「曽爾高原」を有する曽爾村には、
年間五十万人の観光客が来訪。
その豊かな自然が見せる四季折々の姿が、
人々の心を和ませています。

「ぬるべの郷」のアイデンティティと
里山の未来を想う「漆のある暮らし」

奈良~平安期、漆をつかさどる政庁「塗部造」(ぬるべのみやつこ)がおかれていたとする文献が遺り、漆塗りがはじまった地とされる、曽爾村,? しかし、漆に関するその後の村のいとなみは記録が残らず、漆産業は久しく途絶えていました。

平成17年、歴史ある漆との関わりを誇りに思う一集落の有志グループが、漆の植栽活動を開始。曽爾村では、やがては奈良の国宝・重要文化財の修復をまかなうことを見据えながら、 「漆とともにある里山の暮らしと風景」を取り戻すことを目指しています。

曽爾高原が生んだ地ビール
曽爾高原が生んだ地ビール

神話の時代ヤマトタケル命の逸話の中でも出てくるような歴史深い曽爾村。そのお話の中のお亀伝説にも登場する湧き水を使い、本場ドイツ・ブルーマイスターから受け継いだ技術が融合して出来たビールです。

曽爾村ブランド米
曽爾村ブランド米

化学的に作られた肥料を一切使わず農薬の使用も一般的な栽培基準の半分以下に抑えた特別栽培米です。曽爾高原からの湧き水や、蛍が飛び交う曽爾川の清水を使用。国内最大の米コンクールで特別優秀賞に選ばれました。

曽爾高原オリジナルソーセージ
曽爾高原オリジナルソーセージ

濃厚な味わい深いソーセージ。実店舗で年間6000本売れている人気商品です。ビールとの相性抜群でお土産に非常に喜ばれます。皮もパリッとしてやみつきになる食感です。