藺牟田池(いむたいけ)は藺牟田池県立自然公園内にあり、なだらかな7つの外輪山に囲まれた団扇状の火口湖で、「浮島」を含めた泥炭形成植物群が国の天然記念物に指定されています。
初心者でも気軽に登山ができる藺牟田池外輪登山コースや藺牟田池でのボート、池を周回するサイクリングが楽しめます。
また、藺牟田池は「国内希少野生動植物種」に指定されているベッコウトンボが生息するなど、貴重な湿原として、ラムサール条約に登録されています。
新田神社
新田神社は、神亀山(高さ70m)の山頂にあり、ニニギノミコトをまつる神社です。かつて、薩摩国一の宮として呼ばれた風格を今でも残しています。
6月の御田植祭で奉納される棒踊、奴踊は県の無形民俗文化財に指定されています。また、可愛山陵は神代三山陵の一つに挙げられ、1874年7月にニニギノミコトの墳墓と指定され宮内庁直轄で管理されています。
入来麓武家屋敷群
薩摩藩の旧武家屋敷地で、中世の町並みと、近世に拡張された街路構成・地割をよく残すとともに、武家屋敷を構成する主屋や石垣などが周囲の環境と一体となって、麓の特色ある歴史的景観を現在に伝えています。
また、入来麓武家屋敷群の中には「旧増田家住宅」も公開しています。大正初期の暮らしを今に伝える建物として、国有形文化財に指定されています。
2003年には、国の重要伝統文化的建造物群保存地区に、2019年には、里麓・手打麓とともに日本遺産「薩摩の武士が生きた町~武家屋敷群「麓」を歩く~」に登録されました。
田の神戻し (毎年4月10日)
豊作と子宝を願い、田の神さあを集落内の家で1年間預かり、1年経つと次の家に引っ越しをさせます。
引っ越し当日、「田の神さあ」は竹籠に乗せられ女装して顔にヘグロ(すす)を塗った男性(田の神の分身)たちに運ばれます。分身たちは、田んぼでユニークな踊りを披露し、見物人にヘグロを塗りつけ、塗りつけられたら、その年は幸せになるといわれています。
【春のイベント】
・3月:太郎太郎踊り、次郎次郎踊り
・3月下旬~4月上旬:新田神社八幡桜まつり
川内川花火大会 (毎年8月16日)
連射・仕掛けが同時に登場したり、大玉、小玉を組み合わせ、約1万発を打ち上げる花火大会です。
九州三大河川の一つである「川内川」を横断するナイアガラは必見です。
【夏のイベント】
・6月:新田神社御田植祭
・7月:海辺の学校inこしき
・7月下旬:東郷文弥節人形浄瑠璃
(年3回公演)(東郷地域)
・8月:かずらたて(里地域)
川内大綱引
毎年9月秋分の日の前日に、市街地で開催される大綱引です。歴史は長く、420年以上続く伝統行事で、県の無形民俗文化財に指定されています。
また、映画「大綱引の恋」(2020年公開予定)の題材にもなりました。
【秋のイベント】
・10月:こしき島アクアスロン大会
・11月:薩摩川内はんやまつり
・11月:市比野温泉よさこい祭り
甑島のトシドン
毎年12月31日(大晦日)の夜、家々を訪れる祝福の神様です。恐ろしい顔をしたトシドンが、子どもがいる家々を訪れ、年餅を与えます。
2009年9月にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。
【冬のイベント】
・12月:入来神舞(入来地域)
長目の浜
島の北西部の山裾が太古から風波に崩れ潮風で造った幅50m、長さ約4kmにわたって続く砂州で、なまこ池、貝池を海と仕切っています。
長目の浜の延長には鍬崎池、さらに須口池を抱く砂州もあり、これらの「甑四湖」は甑島有数のビュースポットとなっています。
藩政時代、島津光久公が巡視の際に「眺めの浜」と命名し、その景観をほめたことが名前の由来といわれています。
また、甑島は、ハドロサウルス類の大腿骨の化石が発見されるなど、「太古の地球を感じる宝の島」として国定公園に指定されています。
「ふるさと納税」寄附金は、下記の事業を推進する資金として活用してまいります。
寄附を希望される皆さまの想いでお選びください。
※特にご希望がなければ、市政全般に活用いたします。
薩摩川内市民の方へ
平成29年4月1日付の総務省通知の中の、
「当該地方団体の住民に対し返礼品を送付しないようにすること。」を受けて、
薩摩川内市では市民の方からの寄附に対しては、お礼品の送付を行わないこととしております。
何卒、ご理解くださいますようお願い申し上げます。