長洲町は全国有数の「金魚」の名産地で、江戸時代から続く養殖文化を今も受け継いでいます。生産量は九州一を誇り、昔に比べて数は減りましたが、現在も十数件の養魚場でさまざまな種類の金魚を生産し、全国へ出荷しています。
町内のあちこちで白や紅の金魚が優雅に泳ぎまわる、そんな昔ながらの風景を大切にしています。

町の西南部を有明海に接している長洲町。港からは長崎県の雲仙市へ向かうフェリーが毎日出港し、熊本の海の玄関口として親しまれています。
干満の差が大きい広大な干潟では、海苔の養殖が行われるなど漁業も盛ん。また、古くから造船の町としても知られてきました。
有明海に沈むきれいな夕日は、町民たちの活力の源です。

子どもの医療費を中学三年生まで無料にするなど、独自の充実した子育て支援を行っています。地域の子どもたちと大人たちが交流する場がたくさんあり、さまざまな人の優しさに囲まれながら、自然豊かなまちの中で健やかに育っています。
若い世代の雇用促進や移住者への支援も手厚く、働く人や子育て世代が長く暮らせるまちづくりを目指しています。