「石もの」と呼ばれ、石英や長石などの陶石が原材料となり、これらを粉砕して粉にして粘土と混ぜ使います。
焼成温度は約1200~1300℃で焼かれます。出来上がった器は、吸水性がなく、なめらかで硬質な手触り。においや色移りなどの心配も少なく、強度も陶器に比べ強いので、扱いやすい器といえます。
たたくと金属のような澄んだ音がします。

永くご愛用いただくために
永くご愛用いただくためにお気に入りの器は、やっぱり永く大事に使っていきたい。
だけど、どうしたらいいの?
そんなお声にお応えして、うつわの種類別にお手入れの方法をご紹介しております。
「石もの」と呼ばれ、石英や長石などの陶石が原材料となり、これらを粉砕して粉にして粘土と混ぜ使います。
焼成温度は約1200~1300℃で焼かれます。出来上がった器は、吸水性がなく、なめらかで硬質な手触り。においや色移りなどの心配も少なく、強度も陶器に比べ強いので、扱いやすい器といえます。
たたくと金属のような澄んだ音がします。
「土物」とも呼ばれるように、陶土と呼ばれる粘土が原材料。ガラスの材料となる珪石(けいせき)や長石を混ぜて使います。
焼成温度は窯元により異なり、約800~1250℃で焼かれています。また、土の種類や焼き方、釉薬によって特徴が異なります。
出来上がった器は、吸水性があり、土のぬくもりや素朴さを感じられる手触り。
たたくとゴンという鈍い音がします。
せっ器やストーンウェアともいわれ、陶器と磁器の中間の性質を持つ半磁器。
焼成温度は窯元により異なり、約1200~1300℃で焼かれています。 素地は温かみのある柔らかな雰囲気で磁器の持つ滑らかさや強度を合わせ持ちます。
貫入が入った器などは多少吸水性がありますが、陶器のように目止めの必要はなく、ある程度の丈夫さもあります。
陶土にペタライト(特殊耐熱原料)などの鉱物を混ぜ込み、加熱による負荷が器本体にかかっても、熱膨張による破損がおこらない性質を持っています。
釉薬も熱衝撃に耐える耐熱釉薬を使用し、1100〜1200℃程度で焼成されています。
正しいお取り扱いをしていただければ、直火やオーブン、電子レンジなどでご使用できる便利な素材です。