九州北部、アジアとの玄関口に位置する太宰府市は、古代に「遠の朝廷」とも呼ばれる大きな役所がおかれ、アジアとの交流拠点として発展してきました。今もその歴史をしのばせる大宰府跡、水城跡、観世音寺、太宰府天満宮などの数多くの史跡や名所が存在し、自然豊かな歴史浪漫あふれる都市として発展しています。太宰府市は「歴史とみどり豊かな文化のまち」を目指して、誰もが誇りに思えるまちづくりをすすめています。皆さまの応援よろしくお願いします。

大宰権帥として大宰府に左遷され、この地で亡くなった学問の神・菅原道真をまつる太宰府天満宮。本殿はその墓所の上に建立され、現在の本殿(重要文化財)は1591年の再建です。

7世紀後半から奈良・平安時代にかけて九州を治め、外交・軍事・経済を担った役所の跡地です。平面復元された建物の礎石が往時を偲ばせます。「都府楼跡」の名でも親しまれ、史跡公園となっています。

東京・京都・奈良に次ぐ4番目の国立博物館で「日本文化の形成をアジア史的視点から捉える」というコンセプトをもちます。見て、聞いて、触れることのできる「生きている博物館」です。

桜が一面に咲き誇る太宰府政庁跡。心地よい風に誘われてゆったりと花見をしている人たちを見ると、にぎわいに満ちたかつての「太宰府」のことが思い起こされる。千年変わらないこのおだやかな景色を守ってきた人々の想いが、今もこの街に生きている。その歴史に学び、その愛をつなぐことが、次の千年の太宰府を形作るのだろう。
イメージ:太宰府政庁跡 桜/竈門神社 護摩焚き
この樟はおいくつなのだろう。何人の人たちを見守って今ここに立っているのだろうか。緑が芽生え、朱く染まり、散ってはまた息吹きを起こす。日々の暮らしの中で、人生を息苦しく思ってしまうこともあるけれど、この場所を流れる時の雄大さや、ふところの深さを知ったとき、凛と背筋をのばして明日に向かうことができる。
イメージ:戒壇院 坐禅会/太宰府天満宮 樟と楼門
“今”を生きる。守られてきた豊かな自然や確かな文化を、“今”美しいと感じること。その喜びを、大切な人と“今”分かち合えること。私たちや子どもたちのために“今”これからのことを思うこと。伝統と革新が調和する場所だからこそ、“今”に大きな意味が芽吹く。
イメージ:観世音寺 コスモス/光明禅寺 紅葉
観世音寺の鐘の音が、ここにまた新しい一年のはじまりを告げる。菅原道真公をはじめ、太宰府に生きた先人たちはこの音に何を思ったのだろう。脈々と続く伝統に触れることで、彼らの思いを垣間見ることができるのだろう。五年後、十年後、二十年後と私たちの気持ちは重なって、太宰府とともにまた新しい歴史を刻んでいく。
イメージ:太宰府天満宮 鬼すべ神事/太宰府天満宮 本殿と雪