兵庫県加西市は、
豊かな自然と歴史が調和しています。

播磨平野の中心に位置し、
四季折々の美しい風景が広がります。

創建千三百年を迎える住吉神社や五百羅漢の社寺、
豪商の家屋が建ち並ぶ、歴史情緒も魅力です。

自然と歴史の魅力があふれるまち・加西市の
お米、レタス、さつまいもと、
生産者たちの熱意をご紹介します。

「農地を守る」使命感で営農するのが「あぐり~ど玉野」。
理事の高井さんは話します。
「米づくりで土地を守り、収益で地域に貢献したい。
市民や移住者にとって加西市が、安心して暮らせる場所で
あること。それが最も大事です」

あぐり~ど玉野は農作業を効率化・省力化。
ドローンによる田植えや肥料散布、自動化システムによる
刈り取りを行っています。
環境負荷を軽減する米づくりは、CO2の25倍の温室効果が
あるメタンガスの排出量も削減。
また、田んぼは365日、人工衛星で観測し、肥料や水やり
の頃合い、病害虫の予兆、稲刈り時期を把握。
最新技術を活用し、生産性を高めています。
「かつて、木製の農耕器具がエンジン付きの耕作機械と入
れ替わった時代と同じ。農業はいま、ターニングポイント
を迎えています」と高井さん。

「気候変動や農家の高齢化など、農業の課題を解決しよう
と思えば、省エネや機械化、データに基づいた米作りをす
るしかない。
あぐり~ど玉野はこれからも、前例のない技術や仕組みを
開発しながら、持続可能な農業に挑みます」

そんなあぐり~ど玉野のお米は「ヒノヒカリ」。
粘り気と香りのバランスが良く、弾力もあり食べ応えも十
分で、どんな料理とも相性抜群です。
工場や物流センターで、物品を搬送するコンベヤ駆動に欠
かせないモータ内蔵ローラ『MDR』(パワーモーラ)を開
発・製造・販売する「伊東電機」。
世界シェア50%を獲得するグローバルな企業が、モーター
ローラで培った独自の自動化技術を応用し、セル式モジュ
ール型の植物工場を開設。
土を使わず、栄養分を含む水とLEDによる完全人工光
で、最新植物工場レタス『ピュアリーフ』を栽培します。

事業に携わる関口さん(写真右)は、農業を取り巻く環
境の変化を踏まえ、「人手に頼らず、一年中、安定的に
収穫できる仕組みづくりに挑みました」と話します。
「加西市の特産品開発と雇用の創出もテーマです。
『ピュアリーフ』で地域が元気になれば」
地域の直売所でもリピーターが多い『ピュアリーフ』。
販売する鈴木さん(写真左)は、若いママさんたちが喜
ぶ声をよく耳にするそうです。
「うちの子は野菜が嫌いなのに、このレタスだけは食べ
るんですよ!」と。

畑のレタスと異なり、土を使わず、栄養分を含む水で栽
培します。 天候に左右されず1年中収穫できたり、
栽培期間中無農薬での生産が可能だったりするところも
特徴です。
「伊東電機」の『ピュアリーフ』は栽培期間中無農薬かつ、
衛生管理された環境で育つので、洗わずにそのままシャ
キシャキと食べられ、色つやも良好。
エグ味や苦味が少ない、食べやすさもポイントです。
『蜜』のたっぷり詰まった濃厚な甘さ ――
それが焼き芋専門店「imo.dot」の焼き芋です。
素材は無農薬栽培した『紅はるか』。
全体が甘く、昔ながらのほくほくな味わいです。

イモを栽培する畑は、加西市でもとりわけ自然豊かで、
水が綺麗な地域にあります。
好条件の風土と農家さんの努力のたまものである『紅は
るか』は収穫後、温度・湿度を管理しながら、およ
そ30日間熟成。

うまみが凝縮したイモを専用の焼き機に並べ、imo.dot
の店長・中村さんが60分~90分かけ、1本ずつ焼き上げ
ます。
冷凍することで、甘味が増すという焼き芋。
「お店で販売する商品より甘みが豊かです」と、
中村さんも話します。

「imo.dot」はほかにも、「一度食べると止まら
なくなる」とリピーター続出中のサツマイモチッ
プスや生イモの『紅はるか』を出品しています。